10月の地デジ機器普及は過去最高の376万台

-累計8,947万台。PC込みで9,200万台を突破


 日本放送協会(NHK)は5日、2010年10月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表した。

 10月単月での普及台数は歴代で1位の376万台。地上デジタル放送受信機の普及台数は約8,947万台で、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約254万台/9月末の数値)を合わせると、約9,201万台となる。ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴しているのは約126万世帯。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約5,850万台(約283万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約2,060万台(約74万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約965万台(約19万台増)。

 BSデジタル放送受信機は約351万台増加の約8,774万台。BSデジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約5,713万台(約275万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約1,910万台(約57万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約965万台(約19万台増)。


(2010年 11月 5日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]