ニコン、フルHD撮影対応「D7000」の動画機能を改善へ

-暗いシーンの動画撮影における輝点を軽減


D7000 18-105VRレンズキット

 ニコンは3日、10月に発売開始した1,920×,1080ドット/24pのMPEG-4 AVC/H.264動画撮影が可能な、デジタル一眼レフカメラ「D7000」の動画撮影機能の改善のためにファームウェアアップデートを実施する方針を明らかにした。

 ニコンでは、「実用上問題ないレベルと考えている」としながらも、「暗いシーンを動画撮影した際に、輝点が目立つという現象についてユーザーから指摘を受けたため」ファームウェアのバージョンアップによる軽減策の対応準備を進めるという。提供時期などの詳細については追って案内するとしている。

 D7000は、ニコンDXフォーマットの撮像素子を採用したデジタル一眼レフ。新開発のCMOSセンサーを搭載しており、有効画素数は1,620万画素。動画撮影機能「Dムービー」に対応し、最高フルHD(1,920×1,080/24p)の撮影に対応し、圧縮フォーマットはH.264/MPEG-4 AVC/H.264で、ファイル形式はMOV。最長記録時間は約20分。録音は内蔵モノラルマイクのほか、外部マイクを使ったステレオ録音にも対応する。



(2010年 12月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]