押井監督の映画「攻殻機動隊」が単品BD化

-BD+DVDの約1万円からBD単品7,140円に


GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
※ジャケットとは異なります
(c)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

 バンダイビジュアルは、'95年公開版のアニメ映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の単品版Blu-rayを、2011年4月22日に発売する。価格は7,140円。

 バンダイビジュアルが2007年に発売した初期のBDタイトルは、BDとDVDをセットにしており、「オネアミスの翼」や「機動警察パトレイバー 劇場版」などと共に「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」もDVDとセットで発売された。

 その後、2008年にこれらのタイトルのBD単品版が発売されたが、「攻殻機動隊」のBD単品版はリリースされていなかった。なお、BD+DVDセット版(BCXA-0005)の価格は10,290円、今回の単品BD版は7,140円で、3,150円低価格になっている。

 また、これとは別に2008年には3DCGやビジュアルエフェクトを駆使して、全カットをバージョンアップしたリニューアル版「攻殻機動隊 2.0」がBD/DVD発売されている。

 単品版BDには特典映像として、特報と予告編を収録。特製ブックレットも同梱する。


 タイトル仕様音声品番価格
BDGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊片面2層
本編82分
特典6分
1080p
16:9
MPEG-4 AVC
日本語字幕
英語字幕
(1)日本語
 (リニアPCMドルビーサラウンド)
(2)英語
 (ドルビーサラウンド)
BCXA-02937,140円


 '95年に公開され、押井守監督の名を世界に知らしめた代表作

 映画の舞台は、デジタルネットワークが高度に発展した2029年。人間の脳は電子化(電脳化)され、直接ネットワークに接続し、意思やデータを誰もが簡単にやりとりできる時代が到来していた。だが、その技術進歩と共にコンピューター犯罪やサイバーテロも高度化、凶悪化。それに対抗すべく、政府は草薙素子(くさなぎ もとこ)を隊長とする、精鋭サイボーグによる非公認の超法規的特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”を組織した。

 そんな中、防壁を突破し、人間の脳をハッキングして人々を操り人形のようにしてしまう凄腕のハッカー“人形使い”が日本に出現する。調査を進める公安9課は、その姿無きハッカーの正体が、ネットワーク上で情報を収集する一種のプログラムであることを突き止める。だが、攻殻機動隊の前に現れた“人形使い”は、自らが「電脳の海で発生した生命体だ」と告げるのだった……。



(2010年 12月 15日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]