Eye-Fi、カメラからiPhone/Androidに転送するSDカード

-Wi-Fi環境外でも動画などをダイレクト転送可能


Eye-Fi Mobile X2

 アイファイジャパンは、無線LAN内蔵SDカードの新製品「Eye-Fi Mobile X2」を5月18日より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は7,980円。ソフトバンクBBの「SoftBank SELECTION」でも同日より販売される。メモリ容量は8GB。

 なお、5月11日より既存モデルの直販価格も改定。「Eye-Fi Pro X2」は従来の15,800円から9,980円に、「Eye-Fi Connect X2」は6,980円から5,980円にそれぞれ値下げされる。なお、「Eye-Fi Explore X2」は生産終了となる。

 「Eye-Fi Mobile X2」は、既存モデルEye-Fi Connect X2(4GB)の容量を拡張した8GBモデルで、容量以外の主な仕様はConnect X2と同等。特徴は、iPhone/Android端末に直接静止画/動画を転送できる「ダイレクトモード」に対応していること。周囲に無線LANの環境が無い場合でも、Eye-Fi X2カード自身がアクセスポイントを生成することで、静止画/動画を転送可能となる。


Eye-Fi Mobile X2のパッケージ

 Mobile X2の発売に合わせて、ダイレクトモード機能を実現する「Eye-Fiアプリ」のiOS/Android日本語対応版を正式に提供開始。転送先のスマートフォンやタブレットで静止画/動画を閲覧したり、他のアプリによる編集/保存が可能なほか、スマートフォンの3G回線を経由してインターネット上のSNSなどで共有できるようになる。

 そのほか、無線LANを使った機能では、Connect X2などと同様にパソコンへの動画/静止画転送や、SNS/共有サイトへのアップロードなどが行なえる。



(2011年 5月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]