ラステーム、24bit/192kHz保証の光デジタル音声セレクタ

-4系統入力、2系統同時出力対応。ケーブルも


ROS19242入力は4系統/出力は2系統

 ラステーム・システムズは、24bit/192kHz信号での動作を保証する光デジタルオーディオセレクタ/ケーブルを6月1日より発売する。価格は、入力4系統/出力2系統のセレクタ「ROS19242」が26,250円、2mのケーブル「RA-OP19220」が6,300円。

 いずれも、「24bit/192kHz完全対応(動作保証)」を謳う製品。「ROS19242」は入力4系統/出力2系統の光デジタルオーディオセレクタで、2系統の同時出力にも対応する。端子は角型。

 入力切替は本体または付属リモコンのスイッチで行なう。選択中の入力は前面のLEDで表示する。本体は縦置き/横置きの両方に対応し、縦置き用スタンドも付属。電源はACアダプタを使用。縦置き時の外形寸法は50×184×155mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約690g。


RA-OP19220

 「RA-OP19220」は、長さ2m/角型端子の光デジタル音声ケーブル。コネクタ内部にスプリングを内蔵し、光送受信コネクタのコアとケーブルのコアに隙間が生じた場合に補正できるほか、シームレスな接続が可能となり、信号を確実に伝達するという。スプリングによる移動幅は約2mm。また、端子の先端には球面加工を施し、信号ロスを抑えた高効率な伝送を可能にしたとしている。

 光ファイバーケーブルのコアはPMMA(Polymethyl methacrylate)を使用。表面はナイロンメッシュで被覆しており、引っ張りや折り曲げに強いという。ケーブル径は約5mm。


(2011年 5月 31日)

[AV Watch編集部 中林暁]