Escart、独finite elementeのボード型オーディオ

-iPod DockやUSB入力装備。棚として使用可能


HI-END SHOW TOKYO 2011 SPRINGで展示されたもの
 Escartは15日、オーディオラックメーカーの独finite elementeが手掛けた、シアター機能を内蔵したサウンドボード「HOHRIZONTAL 51」を発売した。仕上げにより価格が異なり、ハイグロスペイント仕様(Red/Anthracite/Black/White/Cobalt/Mallow)は99,750円、リアルウッド突板マット仕様(Walnut)は123,900円。アクシスが輸入し、Escartが国内卸販売を行なう。

 壁に取り付ける一枚板の棚のようなスタイリッシュなデザインのオーディオシステム。前面左右に2基のツイータ、底面左右に各2基、合計4基のミッドレンジ/ウーファユニットを搭載。アンプも内蔵し、天面にiPod用Dockを備え、iPodのサウンドを再生できるサウンドボードになっている。


前面に2つのツイータを装備底面にも4基のユニットを装備iPod用Dockも備えている

 さらに、RCAのアナログ音声入力とUSB入力も搭載し、DACも内蔵。BD/DVDプレーヤーとアナログ接続したり、PCとUSB接続し、それらの音をサウンドボードから出す事も可能。iPodの映像出力用のコンポジット出力も装備し、テレビに映像を表示する事もできる。


使用イメージ

 アンプの出力は50W×2ch。周波数帯域は50Hz~25kHz(-6dB)。Dock接続の対応機器はiPhone/iPodで、第1~3世代のiPodとiPod shuffleには非対応。外形寸法は1,000×300×51mm(幅×奥行き×高さ)、重さは7.9kg。専用のウォールブラケットが付属し、耐荷重は10~25kgだが、壁に取り付ける場合は壁面の強度に依存するという。

テレビボードに取り付けたところスペースがあれば、簡易的なスタンドも使用できるという

(2011年 7月 15日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]