パイオニア、ブラジルにデジカメ生産合弁会社設立


 パイオニアは、協業関係にある亜洲光学グループとブラジル マナウス市に生産合弁会社を設立することで合意。同合弁会社設立を通じて、ブラジル市場における事業体制を強化し、ビジネスの拡充や、機構部品の現地調達化による品質/コスト/納期の向上を図っていく。

 合弁会社名はパイオニア ヨーキ ド ブラジルで、9月に合弁会社を設立。資本金は5,000万レアル。パイオニアが51%出資、亜州光学グループが49%出資する。デジタルカメラ生産や、機構部品生産/販売、EMS製造請負などの事業を担当し、2015年に年間150億円の売上を目指す。

 2011年末からデジタルカメラの生産を開始、'12年前半に工場新棟を建設し、事業拡大を進める。この合弁会社を通じて、パイオニアおよび亜洲光学の部材調達ノウハウを相互に活用し、グローバルな材料費低減に取り組むとしている。


(2011年 8月 2日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]