RIAJ、2011年上半期の音楽配信売上実績発表

　日本レコード協会(RIAJ)は8月26日、2011年第2四半期(4～6月)及び2011年上半期(1～6月)の有料音楽配信売上実績を公開した。第2四半期のダウンロード数は前年同期比85%の9,425万回、売上金額同87%の186億3,700万円で、どちらも前年割れとなった。

　統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

　インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比127%の1,444万8,000回、金額では同133%の31億600万円。回数の内訳は、シングルが前年比127%の1,295万6,000回、アルバムが同132%の87万回。

　モバイルは、ダウンロード数が前年比80%の7,938万回、金額が同81%の152億3,100万円と前年割れしている。

　「その他」に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比94%の1億800万円、モバイル向けが同83%の7,500万円となった。

　2011年上半期の累計では、ダウンロード数は前年比88%の1億9,602万回、金額は同87%の379億7,400万円で、どちらも前年割れだった。内訳では、インターネットからのダウンロード数が同125%の2,893万5,000回、金額が同120%の59億8,300円。モバイルはダウンロード数が同83%の1億6,524万5,000回、金額が同83%の314億5,700万円。サブスクリプションサービスは、インターネットが同69%の1億8,200万円、モバイル向けが同85%の1億5,300万円。