アイ・オー、USB HDD録画/DLNA配信対応3波チューナ

-22,050円。スマホから録画予約やAQUOS連携も


3波デジタルチューナ「HVT-BCT300L」

 アイ・オー・データ機器は、USB HDDの追加で録画にも対応でき、ネットワーク配信機能も備えた3波デジタルチューナ「HVT-BCT300L」を12月中旬に発売する。価格は22,050円。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを各1基搭載した、単体のデジタルチューナ。別売のUSB HDDを接続でき、HDDに放送を録画する事もできる。

 さらに、DLNAのサーバー機能も用意。USB HDDに録画した番組をLAN内の対応するDLNA
プレーヤーなどに配信できる。番組だけでなく、AVCHDビデオカメラで撮影した動画やデジカメの静止画もLAN内で共有可能。

 シャープのAQUOSで搭載されている「スマートファミリンク」の機能のひとつ、「スマートジャンプ」にも対応。専用アプリ「スマートファミリンク」をインストールしたシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE」の「SH-02D」、「103SH」、「101SH」、「IS13SH」から、無線LAN経由で、静止画・動画を転送、再生する機能で、スマートフォンのディスプレイでコンテンツを「HVT-BCT300L」に向けてフリックすれば、その動画/静止画が(HVT-BCT300Lを接続した)テレビに表示される。

 また、DLNAプレーヤー機能も搭載。他のDLNAサーバー内のコンテンツを再生する事も可能。対応フォーマットは動画がWMV9(VC-1)、MPEG-1、MPEG-2(PS/TS)、MPEG-4 ASP、MPEG-4 AVC/H.264、Xvid。静止画がJPEG、BMP、PNG、GIF、TIFF。音楽がWMA8、WMA9、WMA9 Pro、MP3、AAC、LPCM。


背面

 EPGを備え、1週間分の番組表が確認可能。EPGから見たい番組を選び、簡単に録画予約が可能。連ドラ予約や番組延長設定なども備えている。データ放送の表示にも対応するが、データ放送自体の録画や双方向通信サービスには対応しない。iPhoneから録画予約ができる純正アプリ「BCTRemote」も無料で提供している。

 出力はHDMI、D4端子、コンポジット、アナログ音声(RCA)、USBを各1系統用意。HDMI CECにも対応する。Ethernetは2ポート備え、LANハブ機能を備えている。

 消費電力は18W。外形寸法は約260×185×55mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.3kg。リモコンが付属する。



■AV-LS700もスマートジャンプ機能に対応

 発売中のネットワークメディアプレーヤー「AV-LS700」も、16日に公開されたファームウェア・バージョン「4.9.3」において、「スマートファミリンク」の機能である「スマートジャンプ」に対応した。なお、「HVT-BCT300S」と「HVT-BCT300」も12月上旬のファームアップにより、スマートジャンプに対応予定。

 AQUOS PHONEの「SH-02D」、「103SH」、「101SH」、「IS13SH」から、無線LAN経由で、静止画・動画を転送、再生する機能。専用アプリ「スマートファミリンク」をインストールして使用する。スマートフォンのディスプレイで、コンテンツをネットワークプレーヤーに向けてフリックすると、再生できるのが特徴。

AV-LS700HVT-BCT300SHVT-BCT300



(2011年 11月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]