ベンキュー、3D対応DLPデータプロジェクタ「MW516」


DLPデータプロジェクタ「MW516」

 ベンキュージャパンは、DLPデータプロジェクタ「MW516」を12月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は69,800円前後。カラーはピアノブラックのみ。

 1,280×800ドットのDMDを搭載した、アスペクト比16:10のDLPデータプロジェクタ。輝度は2,800ルーメン。コントラスト比は10,000:1。レンズは1.2倍のズームで、30型~300型までの投写に対応。100型を3.21~3.85m(16:10)から投写できる。

 DLP Link方式による3D映像の投写にも対応。ただし、NVIDIA Quadroシリーズのビデオカード搭載PCと、120Hzのリフレッシュレートで接続する必要があり、Blu-rayやDVDプレーヤーには非対応。HDMI接続での3D表示には対応しない。

 赤と青の輝度を約15%上げることで、より美しい映像を表示するという「VIDI Lighting Technology」や、中間色の輝度を向上する「BrilliantColor」を搭載。カラーホイールはRGB+白に、独自の黄色とシアンを追加した6色タイプを採用する。

 「Smart Eco」モードを新たに搭載したのが特徴で、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、ランプの消費電力を30~100%の範囲でダイナミックに調整。ランプ寿命も約6,500時間となり、従来のプロジェクタに搭載されていたエコモードよりも、更にランプの長寿命化と効果的な節電を実現するとしている。

 電源を入れると自動的に起動する「ダイレクトパワーオン」や、シャットダウン後に素早く電源ケーブルを抜いて片付けられる「ダイレクトパワーオフ」にも対応。2Wのモノラルスピーカーも搭載する。

 入力端子はHDMI×1、アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×2、S映像×1、コンポジット×1、ステレオミニ×1。出力はアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)、ステレオミニを各1系統備える。消費電力は最大245W(待機時1W)。外形寸法は302×232.7×124mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.45kg。



(2011年 11月 29日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]