タジマモーター、スポーツ撮影向け「GoPro HD HERO2」

GoPro HD HERO2。写真はハウジングを取り付けたところ

　タジマモーターコーポレーション・GoPro NIPPON事業部は、スポーツやモータースポーツにおいて、オンボードカメラやヘルメットカメラなどとして活用できる「GoPro HD HERO2」を、12月1日に発売した。付属パーツの違いでアウトドアエディション、モータースポーツエディション、サーフエディションの3タイプを用意。価格はいずれも31,498円。

　新しい1,100万画素のCMOSセンサーを採用。従来比で2倍鮮明なレンズ、2倍の処理速度を持つ画像プロセッサを搭載し、「光量が少ない状況でも鮮明な映像/写真を撮影できる」という。さらに、超広角170度でのフルHD動画撮影などにも対応する。豊富なアクセサリも用意しているのが特徴だが、本体サイズは「HD HERO1」と同じなので、従来のアクセサリは全て「GoPro HD HERO 2」でも使用できるという。

　1/2.3型の1,100万画素CMOSを採用。レンズはF2.8の固定焦点。画角はワイドの170度と、ミディアム127度、ナロー90度から選択可能。動画撮影はMPEG-4 AVC/H.264で、撮影モードとfps、モードによって選べる画角は下表の通り。なお、720p/30fps/60fpsでの撮影時は、ワイド/ミドル/ナローに対応するが、ミドルとナローはファームアップでの対応予定となる。

　静止画はシングル撮影に加え、秒間10コマ撮影、秒間隔を指定しての連続撮影(0.5/1/2/10/30/60秒コマ撮り)、10秒のセルフタイマー撮影も可能。

　記録媒体はSD/SDHCメモリーカードで、最大32GBまで対応する。本体サイズは60×36×42mm(幅×奥行き×高さ)で、本体を保護する防水機能を持ったポリカーボネイト製ハウジング(72×41×66mm/同)も付属。付属のマウントを使用し、様々な場所に設置可能。水深約60mまで使用でき、クルマやバイクなど衝撃や振動が多い環境に対応する耐久性も持つ。また、ハウジングを装着した状態で全ての操作が行なえる。重量は本体が97g、ハウジングが72g。

　本体に情報表示用の液晶パネルを装備。上面、前面、下面、背面にLEDライトを備え、録画/撮影ができているかどうかを確認しやすくなっている。

　バッテリはリチウムイオンバッテリを使用。最大2.5時間の連続撮影ができる。充電はUSB経由。HDMIミニ端子と、コンポジットも備えており、撮影した動画をテレビなどにHDMI出力可能。ミニUSBポートやステレオミニのマイク入力も備えている。

　また、裏側に拡張ポートも用意。各種アクセサリが接続でき、長時間撮影が可能になるバッテリーバックパックやライブビューが可能になるLCDバックパック、3D撮影を可能とする、3D HEROキットなどが用意されている。

　さらに、今後発売予定の「Wi-Fiバックパック」、「Wi-Fiリモート」にも対応。スマートフォンやタブレット、PCからの遠隔操作が可能になるという。

■付属品

　付属パーツの違いで、アウトドアエディション、モータースポーツエディション、サーフエディションの3種類を用意。本体とバッテリ、ハウジング、USBケーブルなどは共通だが、それ以外のパーツが異なる。詳細は下表の通り。