ナスペック、Cambridge Audioの小型スピーカー
-手のひらサイズの2機種。5.1chにも拡張可能
ナスペックは、英Cambridge Audioの小型スピーカー「Minx」シリーズの、新しいサテライトスピーカー「Min11」と「Min21」を3月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「Min11」が11,500円前後、「Min21」が18,000円前後。カラーはどちらもHigh Gloss White(WHT)、High Gloss Black(BLK)の2色を用意する。
「Min11」のHigh Gloss White(WHT)、High Gloss Black(BLK)。写真のブラックモデルは別売のスタンドを取り付けたところ |
それぞれ、「Min10」と「Min20」の後継モデル。手のひらサイズで、Min11は57.15mm径のユニットを1基、Min21は2基搭載する。単体でも使用できるほか、既発売のサブウーファ「X200」、「X300」、「X500」と組み合わせたり、2.1chや5.1chセットも用意される。
「Min21」のHigh Gloss White(WHT)、High Gloss Black(BLK)。写真のブラックモデルは別売のスタンドを取り付けたところ |
新サテライトスピーカーは、どちらもマグネットパーツの磁気損失を低減し、効率を向上させる形状を採用。リアルなサウンドと低消費電力を実現したという。また、振動板のストロークを倍化し、豊かな音場再現も可能になったという。
サテライト用のテーブルスタンドや、床置き用スタンド、ウォールマウント用の金具などもラインナップしている。
サテライトスピーカーとサブウーファを含めた仕様は下表の通り。
サテライト | サブウーファ | ||||
型番 | Min11 | Min21 | X200 | X300 | X500 |
ユニット | 57.15mm径×1 | 57.15mm径×2 | 165mm径×1 165mm径 パッシブラジエータ×2 | 203mm径×1 203mm径 パッシブラジエータ×1 | 254mm径×1 254mm径 パッシブラジエータ×1 |
感度 | 86dB | 88dB | - | - | - |
アンプ部最大出力 | - | - | 200W (Class-D) | 300W (Class-D) | 500W (Class-D) |
再生周波数特性 | 120Hz~20kHz | 39Hz~200Hz | 33Hz~200Hz | 23Hz~200Hz | |
クロスオーバー | - | - | 50~200Hz | 50~200Hz | 50~200Hz |
インピーダンス | 8Ω | - | - | - | |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 78×85×78mm | 78×85×154mm | 210×222×219mm | 266×278×311mm | 320×350×365mm |
重量 | 420g | 850g | 5kg | 7.5kg | 11.7kg |
また、セットモデルの一覧と、想定売価は下表の通り。サテライトスピーカー刷新により、セットモデルの型番も新しくなっている。
種類 | 型番 | 内容 | 想定売価 |
2.1chセット | Minx212 RE | Min11×2個 X200 | 64,500円前後 |
5.1chセット | Minx215 RE | Min11×5個 X200 | 97,500円前後 |
Minx325 RE | Min21×5個 X300 | 143,000円前後 | |
Minx525 RE | Min21×5個 X500 | 165,000円前後 |
Minx212 RE | Minx215 RE |
Minx325 RE | Minx525 RE |
(2012年 3月 15日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]