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Beat Audioから初のイヤフォン。“シンプル”追求したシングルBA
2025年12月12日 11:00
ミックスウェーブは、Beat AudioよりシングルBAドライバーを搭載したブランド史上初となるIEM「Initium Uno」を12月24日に発売する。市場想定価格は69,800円前後。
今まで有線イヤフォンのケーブル開発に尽力してきたBeat Audioが、高価な仕様や複雑な構成を削ぎ落した「シンプルさ」を追求した、シングルドライバーイヤフォンという原点に立ち返り、約1年を月日を経て開発したイヤフォンだという。
筐体デザインには、Beat Audioのブランドアイデンティティを象徴する「View Port」デザインを採用。円柱状のボディ表面に大小様々な長方形の溝が刻印され、それぞれが窓のように機能する独特のパターンを形成。
この無数の窓が「光を受ける角度によって表情を変え、まるで現実世界を多様な視点で切り取るように、音楽の持つ魅力や情景をこれまでとは異なる角度から映し出す」とのこと。
シェル形状や装着時の安定性に配慮され、誰でも自然に馴染む普遍的な快適さ。日常で扱いやすいコンパクトなサイズで、長時間の使用でも痛くなりにくく、フィット感の個人差を気にせず装着できる。
シングルドライバーにより、マルチドライバー特有のクロスオーバーで生じる、音域の境界線で生じる違和感を根本から排除。低域から高域まで継ぎ目のない自然な音の流れを実現した。
Beat Audioが10年以上にわたり素材選定から導体構造、編み込みまで音質への影響を研究したケーブル開発の中で蓄積されたノウハウを活かし、Initium Unoには約120cmの4芯アップグレードケーブル「Prima Donna」を採用している。
銀ベースの合金導体の構造と伝送特性がドライバーとの相性を引き出し、シングルドライバーが持つ潜在能力をフルに発揮できるよう調整。音はより艶やかで滑らかに、伸びやかに広がり、表現力が大きく向上したという。
イヤフォンを収納できる本革キャリングポーチは、一般的な円形ケースとは異なる使いやすさと手触りの良さが重視されている。
さらに、Beat Audioのケーブルが他社イヤフォンでも試せるMMCX to Custom 2pin変換アダプター、スマートフォンでも楽しめるType-C to 4.4mmのDACケーブルも付属する。
この3つの同梱品は付属の金属キャリングケースに1つにまとめることが可能で、外出先でも手軽に高音質を楽しむことができる。
周波数特性は20Hz~20kHz、インピーダンスは10Ω、入力感度は109dB。シリコンイヤーチップ(S、M、L)と6か月間の保証書が付属する。




