ビクター、録画用の6倍速BD-R LTHと2倍速BD-RE

10枚入りBD-R LTH「BV-R130EW10」

　ビクターアドバンストメディアは、録画用BD-R LTHディスク10製品とBD-REディスク8製品を4月13日より発売する。いずれも1層25GBで、5枚～50枚のパックを用意する。

　価格はオープンプライスで、店頭予想価格はBD-R LTH 10枚入りの「BV-R130EW10」が1,700円前後、BD-RE 10枚入りの「BV-E130EW10」が1,900円前後。

　BD-R/REいずれの製品もパッケージを一新。「まだまだ多いと予想されるビギナーユーザーに配慮し、“R”と“RE”を特に大きく表記して、違いが分かりやすいようにした」という。

■ BD-R LTHタイプ

　「Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.3」 に準拠する、LTHタイプ(有機色素記録層)のBD-R。5mmスリムケース入りの5/10/20枚パックと、スピンドルケース入りの10/20/30/50枚パックをラインナップする。

　独自開発の記録層と高精度スタンパにより、最大で6倍速記録に対応。日本で生産と品質管理を行なっており、安定した品質と性能を実現しているという。

　記録層は独自の分子設計により、記録速度の高速化と耐光性の向上を両立。長期保存時でも金属粒子が変化しにくい独自開発の銀合金を反射層に採用、経時変化による反射率低下を抑え、長期間に渡って安定した再生が行なえるという。

　有機色素を記録層とし、スピンコート製法で形成。無機色素を用いたモデルのスパッタ製法よりも製造時の消費電力が少ないため、LTHタイプは製造時の電気使用量を低減できるという。また、耐圧強度を高めたことで、不織布ケースでの保管も可能としている。

■ BD-RE

10枚入りBD-RE「BV-E130EW10」

　「Blu-ray Disc Rewritable Format Version 2.1」に準拠するBD-R。LTHタイプではなく、記録膜には無機材を使用している。5mmスリムケース入りの5/10/20枚パックと、スピンドルケース入りの20/30枚パックを用意する。原産地は台湾。