「マクロス7」のTVシリーズと劇場版、OVAをBD-BOX化

-35mmネガからHDリマスター。豊富な特典。2BOX構成


マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE
(C)1994ビックウエスト/マクロス7製作委員会
※ジャケットとは異なります

 バンダイビジュアルは、「マクロス7」のテレビアニメ版全話と未放映話、劇場版、OVAをBlu-ray BOX化。「マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE」として2BOX構成で発売する。発売日はBOX 1が10月26日、BOX 2が12月21日。価格はいずれも29,400円。

 マクロス放送開始30周年を記念して、35ミリネガの原版からHDリマスターで初Blu-ray化。BOX 1はテレビシリーズの1話~29話までを収録、BOX 2はテレビシリーズ30話~49話と未放映話数3話、劇場版「マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!(1995年9月公開)」、OVA「マクロス ダイナマイト7(1997年12月~発売)」4話を収録する。

 BOXイラストは、いずれもキャラクター原案の美樹本晴彦による描き下ろしで、インナージャケットは、キャラクターデザインの桂憲一郎が描き下ろしている。そのほか、ブックレットやイラスト集、バンドスコア集も封入する。


タイトル仕様音声品番価格
マクロス7 Blu-ray Box
Complete FIRE 1
片面2層×4
本編約700分
TV版1~29話
映像特典約60分
4:3
MPEG-4 AVC
リニアPCM
ステレオ
BCXA-059929,400円
マクロス7 Blu-ray Box
Complete FIRE 2
片面2層×4
本編約710分
TV版30~49話
未放映話3話
劇場版
OVA 4話
映像特典約60分
4:3
MPEG-4 AVC
リニアPCM
ステレオ
BCXA-060029,400円

 BOX 1の映像特典は、「TV特番『マクロス最速発進!!』」や、「マクロス7ぷらす『グッドモーニング ミレーヌ』」、「突撃あこーすてぃっくラブハート」、「大道格闘士 美比夷陀 不火洲」、「レイとアキコとステファンと…」、「TOP GAMRIN」「SEVEN BRIDGE」「Fire Bomber 1st ライブ」のほか、ミュージッククリップとして「TRY AGAIN」(アコースティック・バージョン)、「HOLY LONELY LIGHT」(ライブ・バージョン)、ノンテロップオープニング/エンディング「SEVENTH MOON」、「MY FRIENDS」を収録。

 さらに、音声特典として、新規オーディオコメンタリや、CD音声をBDに収録(映像は静止画)した「マクロスフェスティバル'95『チケマガCD』」、「マクロス7 Fire Bomber GALAXY Network Vol.0」、「マクロスダイナマイト7 Fire Bomber GALAXY FUN NET CD」も収録する。

 BOX 2の映像特典は、「マクロス7ぷらす『SPIRITIA DREAMING』、「グババの惑星」、「シティポリス24時!」、「MILIA THE PRESIDENT」、「Let's Bomber」、「テレビCM集」、「Fire Movie KARAOKE」、「マクロス25周年記念ライブ ダイジェスト」のほか、ノンテロップオープニング/エンディング「…だけどベイビー!!」、「DYNAMITE EXPLOSION」、「PARADE」、劇場予告、「マクロスフェスティバル'95」、ドリームキャスト専用ソフト「マクロスM3」オープニングムービーを収録。新規オーディオコメンタリーも収めている。

マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE
※ジャケットとは異なります
(C)1994ビックウエスト/マクロス7製作委員会


 「マクロス7」は、「超時空要塞マクロス」の続編として11年ぶりに製作されたテレビシリーズで、'94年10月2日~'95年9月24日まで、全49話が放送された。

 超時空要塞マクロスから35年後の2045年。地球人類が外宇宙へと移民を開始して、すでに数十年が経過していた。7年前に地球を出発し、銀河の中心へ向けて航海を続けていた超長距離移民船団「マクロス7」は、突如、正体不明の戦闘軍団の襲撃を受けた。マクロス7の艦長マックスの末娘ミレーヌのロックバンド「ファイアーボンバー」のデビューコンサートは、非常警報が鳴り響く中、メンバーのバサラが突然、赤いバルキリーを駆って戦闘空域へ向かい、敵味方を問わずスピーカーを打ち込み、バサラはついに歌い出す。


マクロス7
Blu-ray Box
Compelete FIRE 1
マクロス7
Blu-ray Box
Compelete FIRE 2



(2012年 6月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]