ソニー、PC用光ディスクドライブ事業を終了

-ソニーオプティアーク'13年3月に終息


 ソニーは、パソコン用の光ディスクドライブから撤退する。PC用光ディスクドライブを手がける子会社のソニーオプティアークの事業を2013年3月末をもって終了する。なお、デバイスソリューション事業部における光ピックアップの部品製造や、BD/DVDプレーヤーやレコーダなど民生製品向けのドライブ生産は継続する。

 PC向け光ディスクドライブ終了の理由については、「価格競争の激化のほか、ドライブ無しの製品も増加している。PC向けについては市場全体が縮小していると判断している」と説明。直近の売上規模や業績については明らかにしていないが、同社が進める構造改革の一環としての事業撤退となる。なお、ソニーオプティアークには、国内に約90人、海外に約300人の従業員がいるが、配置転換を実施。一部は早期退職となる。


(2012年 8月 27日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]