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ソニー株式会社と日本電気株式会社(NEC)は11日、2006年4月3日に設立した光ディスクドライブ事業の合弁会社、ソニーNECオプティアーク株式会社のNEC保有全株式を、ソニーへ譲渡するための契約を締結したと発表した。 ソニーNECオプティアーク株式会社は、2006年4月3日にソニーが55%、NECが45%出資して、両社の光ディスクドライブ製品に関する事業を会社分割し、それぞれの得意分野を結集して設立。光ディスクドライブ製品の開発、設計、製造、マーケティング販売を行なっている。2007年度の売上高は約1,400億円、資本金51億円(準備金含む)、従業員数は約320名(2008年7月1日現在)となっている。 譲渡実行予定は2008年12月で、NEC所有の45%の株式をソニーへ譲渡し、ソニーグループの100%子会社とする。また、社名はソニーオプティアーク株式会社に変更し、取締役はソニーグループから選任する予定。 ソニーでは今回の完全子会社化について、「グループ内のセットやデバイス事業との連携をより強化。次世代光ディスクドライブ事業の一層の強化を図る」としている。なおNECも、NECエレクトロニクス株式会社を通じ、光ディスクドライブの製品力向上にLSI分野で貢献するという。
□ソニーのホームページ
(2008年9月11日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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