シンタックス、RME「Fireface UCX」のコントローラ同梱版。200台限定


RME Fireface UCX(写真右の上段が前面、下段が背面)。「Remote Control」(写真左)同梱で200台限定発売

 シンタックスジャパンは、オーディオインターフェイス「RME Fireface UCX」とモニタリング用コントローラ「Basic Remote」をセットにしたモデルを、200台限定で10月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は145,000円前後。

 同社は3月23日にFireface UCXを発売し、初回出荷分の200台限定でコントローラを同梱。「幅広いユーザーの皆様からご好評をいただいた」として、数量限定での再販売となった。

 仕様は共通で、DACは全入出力で最大24bit/192kHzに対応。無制限にミキシング、ルーティングが可能な「TotalMix FX」を備え、入出力チャンネルに対して、3バンドのイコライザや可変ローカット、オートレベル機能、コンプレッサー、エキスパンダーなどの機能が利用可能。また独自の「Hammerfall X-Core」技術で、Windows/Mac OS Xの両環境下において低レイテンシーと安定性を実現するという。

 PC接続用のUSB 2.0とFireWire 400を搭載するほか、Camera Connection Kitを使ってiPad/iPad 2との接続も可能。Fireface UCXの入出力やマイク・プリアンプ、EQなどの機能が使用でき、iPadとの通信は最大24bit/96kHz対応。また、PC/iPad共にアシンクロナス・モードでの接続も可能。

 同梱するコントローラ「Basic Remote」は、メタル製の筐体にエンコーダダイヤルと2つのプッシュボタンを備え、Fireface UCXのモニタリング機能を手元で操作可能にする。


(2012年 10月 26日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]