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民生機器出荷額は16カ月連続マイナス。JEITA発表
音声関連機器出荷額は前年比117.6%で2カ月連続増
(2012/12/25 15:30)
電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2012年11月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比63.7%の1,199億円で、16カ月連続のマイナスだった。
映像機器の国内出荷金額は、前年同月比51.1%の663億円で16カ月連続のマイナス。音声関連機器は同117.6%の126億円で2カ月連続のプラス。カーAVC機器は同85.9%の410億円で、5カ月連続でマイナスだった。
11月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比51.2%の51万7,000台。このうちインターネット動画対応は23万7,000台(同36.8%)、3D対応は8万5,000台(同92.3%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は16.5%だった。サイズ別では、29型以下が同46.2%の16万台、30~36型が同47.4%の18万5,000台、37型以上が同63.0%の17万2,000台で、構成比は順に30.9%、35.8%、33.3%だった。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比38.4%の29万5,000台。内訳は、BDレコーダが同34.2%の25万1,000台、BDプレーヤーが同127.5%の4万5,000台。3D対応は21万台(同32.8%)で、BDレコーダ/プレーヤーの70.9%を占める。DVDビデオは同88.6%の10万7,000台。
ビデオカメラは前年同月比125.8%の13万5,000台。ICレコーダは12万2,000台(前年比128.2%)で2カ月連続でプラス。ラジオ受信機は前年比64.8%の11万台で、8カ月連続のマイナス。ステレオセットは同111.5%の5万1,000台で5カ月ぶりにプラスに転じた。スピーカーシステムは前年比97.7%の3万3,000台で、2カ月ぶりのマイナスだった。
カーナビは前年同月比87.5%の38万8,000台。カーカラーテレビも前年比94.6%の8万台で、いずれもマイナスとなった。