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ティアック、AirPlay/USB対応プリメイン「NP-H750」

Bluetooth対応CD/SDレシーバ「CR-H260i」も

 ティアックは、AirPlayなどのネットワークオーディオやUSB再生に対応するプリメインアンプ「NP-H750」を2月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万5,000円前後。

 また、Bluetooth再生にも対応するCD/SDレシーバ「CR-H260i」を2月上旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。

 どちらもカラーはブラック(-B)、シルバー(-S)の2色を用意する。

NP-H750
CR-H260i

NP-H750

 AirPlay対応のプリメインアンプ。DLNA 1.5やAirPlayなどホームネットワーク上の楽曲ファイル再生に対応した点が特徴で、iPhone/iPadなどのiOS端末や、PCのiTunes内の楽曲を選択し、無線LAN経由でNP-H750で受信/再生できる。NAS(LAN HDD)やWindows Media Player 12にも対応。またインターネットラジオ機能も備える。

 USB経由でのPCオーディオ再生も可能で、アシンクロナスモードに対応。USBメモリやポータブルデバイスに記録した、最大24bit/192kHzまでのMP3/WMA/OGG/WAV/FLACの各ファイルも再生できる。Made for iPod/iPhone/iPadを取得しており、これらのUSB接続によるデジタル音声入力にも対応する。またiPhone 5の動作確認済みとしている。

 DACは、バーブラウンのPCM 1795を搭載し、アンプ出力は40W×2chで、高いSN比と低歪み率を実現するというディスクリート構成。入力端子は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ音声×2(RCA×1、ステレオミニ×1)とPHONO入力(RCA)×1、USB×2(フロント:タイプB/リア:タイプA)。出力端子はアナログ音声×1(RCA)とヘッドフォン(ステレオミニ)×1、サブウーファ(RCA)×1。ネットワークはEthernetとIEEE 802.11b/g無線LANに対応する。

 筐体にはアルミ材を使用。コンデンサにHi-Fiオーディオ用のエルナー製アルミ電解コンデンサ「SILMICシリーズ」を使用するなど高品位パーツを採用し、アナログアンプならではのサウンドを奏でるとしている。消費電力は最大120W。外形寸法は290×340×113mm(幅×奥行×高さ)、重量は5.4kg。リモコンなどが付属する。

前面
背面

CR-H260i

 音楽CDのほか、SD/SDHCカード、USBメモリからの音楽ファイル再生にも対応するCD/SDレシーバ。Bluetooth再生に対応していることが特長で、ペアリング設定を行なったスマートフォンやオーディオプレイヤーなどから音楽再生して楽しむことができる。Bluetooth 2.1+EDR準拠で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP。

 音楽CDプレーヤー部は、音楽CDのほか、MP3/WMAを記録したCD-R/RWに対応。USB端子も備えており、USBメモリやポータブルデバイスに記録したMP3/WMAファイルの再生に対応する。Made for iPod/iPhone/iPadを取得しており、これらのUSB接続によるデジタル音声入力にも対応。iPhone 5の動作も確認済み。

 入力端子はアナログ音声×2(RCA)とUSB×1(フロント:タイプB)。出力端子はアナログ音声×1(RCA)とヘッドフォン(ステレオミニ)×1。スピーカー端子はスクリュータイプ/バナナプラグ対応。AM/FMチューナも装備する。

 アンプ出力は25W×2ch。電力消費の少ないデジタルパワーアンプ搭載により、消費電力を最大35Wに抑えたという。筐体には強固なスチールを、またフロントパネルにはアルミ材をそれぞれ使用した。

 外形寸法は215×355×105mm(幅×奥行×高さ)、重量は3.2kg。リモコンなどが付属する。

前面
背面

(庄司亮一)