ティアック、AirPlay対応ネットワークCDレシーバー

-実売5万円。NAS内の音楽再生やUSBも


CR-H700-S

 ティアックは、AirPlay対応のネットワークCDレシーバー「CR-H700」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。カラーはブラック(-B)、シルバー(-S)の2色を用意する。

 また、2ウェイスピーカー「LS-H265」の新色ウォルナット(-WA)も12月上旬発売。価格は31,500円(ペア)。



■ CR-H700

CR-H700-B

 AirPlay対応のネットワークCDレシーバー。音楽CDの再生のほか、AirPlayなどホームネットワーク上の楽曲ファイル再生に対応した点が特徴。

 AirPlay対応により、iPod touchやiPhone、iPadや、パソコンのiTunes内の楽曲を選択し、無線LAN経由でCR-H700で受信/再生できる。

 また、ネットワークプレーヤー機能では、NAS(LAN HDD)やパソコン内の楽曲を、Windows Media Player 12などのプレーヤーソフトから指定し、再生できる。対応フォーマットは、MP3、WMA、WAV、AAC、FLAC。インターネットラジオ機能も備えている。

 音楽CDプレーヤー部は、音楽CDのほか、MP3/WMAを記録したCD-R/RWにも対応。USB端子も備えており、USBメモリやポータブルデバイスに記録したMP3、WMA、WAV、AAC、FLACファイルが再生できる。また、iPhone/iPod touch/iPadをUSB接続して、デジタル音声出力できる。

 DACは、BurrBrownのPCM 1791を搭載。アンプ出力は40W×2chでディスクリート構成を採用。高いSN比と低歪み率のアンプ回路により、繊細なニュアンスを再現するという。コンデンサもHi-Fiオーディオ用のエルナー製アルミ電解コンデンサ「SILMICシリーズ」を採用。コンデンサ内の信号伝達ロスを抑えるため、55μm低倍率高純度陰極箔を採用した。

背面

 シャーシは金属製で、フロントとサイドにはアルミパネルを装備。制振性を高めている。ボリュームノブもアルミ製。入力端子はアナログ音声×2(RCA×1、ステレオミニ×1)とPHONO入力(RCA)×1、USB。出力端子はアナログ音声×1(RCA)とヘッドフォン(ステレオミニ)×1、サブウーファ(RCA)×1。ネットワークはEthernetとIEEE 802.11b/g無線LANに対応する。

 AM/FMチューナも装備。消費電力は120W。外形寸法は290×340×111mm(幅×奥行×高さ)、重量は5.8kg。リモコンなどが付属する。


■ LS-H265-WA

LS-H265-WA

 2ウェイスピーカー「LS-H265」の新色としてウォールナットを追加。カラー以外の変更点はなく、ツイータは20mm径のチタンドーム。ウーファは大型センターキャップ付きの133mm径。センターキャップにより不要な高域を効果的に減衰させ、ツイータとの自然な繋がりを実現したという。

 エンクロージャはバスレフ。全体の再生周波数特性は55Hz~30kHz。クロスオーバー周波数は1.7kHz。インピーダンスは8Ω。最大許容入力は50W。出力音圧レベルは86dB/W/m。外形寸法は174×246×268mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.75kg。



(2011年 11月 24日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]