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オンキヨー、CESにヘッドフォンやハイレゾ再生対応スマホアプリを出展

2013 International CESにヘッドフォンを出展する

 オンキヨーは9日、米国ラスベガスで開催中の2013 International CESにおいて、新製品のヘッドフォンを出展すると発表。さらに、FLAC/DSDなどのハイレゾ音源をスマートフォンで再生できるアプリを出展することも明らかにした。

 今回、CESに出展する製品は、オーバーヘッドバンド型のヘッドフォンとイヤフォンの2種類。どちらもケーブルが脱着可能となっている。カラーはブラックとホワイトに加えてバイオレットを用意。さらに、高純度無酸素銅を使用したハイファイケーブルが付属するモデル(カラーはブラックのみ)も展示される。

 「音質を重視しつつもデザインにも徹底してこだわった」としており、ハウジングにはアルミ素材を使用。オンキヨーのハイファイオーディオなどのボリュームコントロールをイメージしてデザインしたという。

 ヘッドフォンに合わせて出展されるアプリは、e-onkyo musicで配信しているFLAC/DSDなどのハイレゾ音源をスマートフォンでも再生可能。イコライジング機能により、好みの音にカスタマイズできる。「オンキヨーのヘッドホンとアプリで、家の中でも外でもハイクオリティな音をお楽しみいただける」としている。

 今回のCESに出展されたヘッドフォンとアプリは、1月19日、20日(10時~22時、20日は21時まで)に東京・代官山TSUTAYA「T-SITE」にて開催されるイベント「ホームシアター&プレミアムヘッドホンフェア 2013 in 代官山」でも体感可能。イベントの詳細は、主催する音元出版のサイトで案内されている。

 なお、オンキヨーの海外向けサイトでも、CESに合わせてヘッドフォン/イヤフォン情報を公開。ヘッドフォンのモデル名は「ES-HF300」と「ES-FC300」で、40mm径のチタンドライバを搭載し、クリアな中高域再生や、「multi-port bass sub-chamber」による低域レスポンスの向上などを特徴としている。ES-FC300はケーブル着脱式で、MMCXコネクタを採用している。イヤフォンの型番は「IE-HF300」と「IE-FC300」で、14.3型のダイナミック型ユニットを搭載する。

(中林暁)