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ソニー、HDMI/NFC/Bluetooth搭載サウンドバー「HT-CT660」
サブウーファ/BTのダブルワイヤレス。実売4万円
(2013/4/9 13:05)
ソニーは、HDMI入出力やBluetoothを搭載したテレビ向けサウンドバーシステム「HT-CT660」を6月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。
テレビの前に設置するサウンドバーと、ワイヤレス接続のサブウーファから構成される2.1chシアターシステム。2012年夏発売の下位モデル「HT-CT260」はHDMIを備えていなかったが、CT660ではHDMI入出力を装備。BDプレーヤーからのDTS-HD Master Audio/ドルビーTrueHDなどロスレスコーデックのデコードに対応した上位モデルとなる。
Bluetooth対応とすることで、スマートフォンなどの音源をワイヤレス伝送し、ホームオーディオとして活用できる点も特徴。ソニーでは、ワイヤレスサブウーファとBluetoothワイヤレス接続の「ダブルワイヤレスシアター」と訴求している。
独自のデジタルアンプ「S-Master」を搭載し、最大出力は総合270W。サウンドバー部が85W×2ch、サブウーファ部が100W。サウンドバー部は20mmツィータと50×90mmのコーン型ウーファからなる2ウェイ。サブウーファは160mmのコーン型ユニットを搭載したバスレフ形式。
フロントスピーカーの2ウェイ化により、中域の音質を向上。特に男性ボーカルの声の再現性やサラウンド感を向上している。また、角度調整可能なスタンドが付属し、設置位置に合わせて最適な音質で楽しめるとする。サブウーファはCT260の130mmから160mmに大口径化して迫力を向上しながらも、高さのアップは2cmに抑えている。
独自のサラウンド技術「S-Force Pro フロントサラウンド3D」や、クリアボイスなどに対応。サウンドバー側にBluetoothレシーバーと、HDMI入力×3、光デジタル音声入力、アナログ音声入力、HDMI出力×1を装備。HDMI入力はドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなどのロスレスオーディオにも対応する。HDMI CECにも対応する。
リモコンでの操作が可能で、ソニーのほか、シャープ、パナソニック、東芝、三菱、日立、LGのテレビを操作できる。リモコンの赤外線信号をテレビ側にパススルーするIRリピーターも内蔵している。
サウンドモードはスタンダード、MOVIE、ドラマ、ニュース、スポーツなど8種類を用意し、新たにゲームモードも搭載。ゲームモードはSCEとの共同開発によるもので、今後もゲーム対応を強化していくという。
Bluetooth Ver.3.0を搭載し、AACコーデックにも対応。プロファイルはA2DP 1.2とAVRCP 1.3。また、NFC対応となっており、NFC搭載のスマートフォンなどのペアリングや接続/切断、接続切り替えなどをワンタッチで行なえる。
消費電力はサウンドバー側が34W(待機時0.3W以下)、サブウーファが30W(同0.5W以下)。外形寸法/重量は、サウンドバー部が1,030×107×95mm(幅×奥行き×高さ/スタンド非装着時)/約3.5kg、サブウーファが271×271×404mm(同)/約8.6kg。リモコンやスタンドが付属する。