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エーディテクノ、世界最小のHDMI-SDI、SDI-HDMIコンバータ
(2013/5/24 14:34)
エーディテクノは、韓国Digital Forecastの「Bridge」シリーズの製品として、世界最小サイズのHDMI-SDIコンバータ「M_HH」と、SDI-HDMIコンバータ「M_SH」を5月31日に発売する。価格は各65,000円前後。
Digital Forecastは、韓国のメーカーで、韓国SBS、MBC、KBSなどのテレビ局やスタジオ、ホール、大学、病院、公共施設などに映像信号同期システムや映像合成システムを開発・提供している。日本展開に向けて、エーディテクノが販売契約を締結。今後も様々な製品を展開する予定だという。
どちらの製品も、突起部を除いたサイズが59.2×68×20mm(縦×横×厚さ)と手のひらサイズのコンバータで、重量も95gと軽量。
「M_HH」は入力端子としてHDMI、ステレオミニのアナログ音声を各1系統装備。出力はSDI(BNC)とHDMIを各1系統備える。
HDMIから入力した映像を、1080iに変換するスケーラ機能を備え、SDIから出力。SD/HD/3G-SDIのマルチレートに対応する。HDMI出力も備え、1080iスケーリングをせず、バイパスして出力する事も可能。HDMIの1080iスケーラとしても使用できる。入力信号は720pや1080/60p、1,600×1,200/60pなどにも対応する。詳細はエーディテクノのWebサイトを参照のこと。
アナログステレオの音声入力も備えているのが特徴で、ディップスイッチにより、HDMIの映像に、アナログ音声を組み合わせ、出力する事も可能。
「M_SH」は、SDI(BNC)入力を1系統装備。出力はSDI(BNC)、HDMI、コンポジットを各1系統備える。なお、コンポジット出力は3.5mmミニ端子であり、別途3.5mmミニとコンポジットの変換プラグが必要。こちらもバイパス出力、1080iスケーリング出力が選択できる。
どちらのモデルもACアダプタが付属するが、電源供給用のUSBミニ端子も装備。小型・軽量な本体を活かし、様々な撮影で活用できるとしている。