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ソニー、Android版「RECOPLA」でレコーダの無線転送操作が可能に

ワイヤレスおでかけ転送の画面。リストから番組を選んで転送できる

 ソニーは5日、同社Blu-ray Discレコーダなどに対応する録画番組管理アプリ「RECOPLA」(レコプラ)のAndroid版をbeta 2.3にアップデート。新たに、ソニー以外のAndroidタブレットのRECOPLAからも「ワイヤレスおでかけ転送」の操作が可能になった。対応OSはAndroid 4.0以降。

 「ワイヤレスおでかけ転送」は、ソニー製レコーダなどで録画した番組を、対応タブレット/スマートフォンに無線LAN経由で転送できる機能。

 他社製タブレットへのワイヤレスおでかけ転送は、4月26日よりTwonky Beamの操作では行なえたが、新たにRECOPLAアプリからも指示が出せるようになった。なお、実際の転送作業はTwonky Beamが行なう。対応するレコーダは、ソニーのBDレコーダ'12年秋モデル(BDZ-E500を除く)と、SCEのネットワークレコーダ「nasne」。

 RECOPLAアプリは、レコーダの再生指示や録画番組の並べ替え/削除が行なえるほか、レコーダが電源OFFの状態からでもWake On Lanで操作できるなど、Twonky Beamと機能に違いがある。今回のアップデートによって、ワイヤレスおでかけ転送のためにアプリをTwonky Beamへ切り替える必要が無く、より簡単に同機能を楽しめるとしている。Android版Twonky Beamも最新版のVer.3.4.3(5月30日より公開)にアップデートしておくことが必要。

 なお、iOS版RECOPLAからの操作によるワイヤレスおでかけ転送については、7月のアップデートで対応する予定。

(中林暁)