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ソニー、iPad版「RECOPLA」でレコーダからの番組転送操作が可能に

ワイヤレスおでかけ転送の設定画面

 ソニーは16日、同社Blu-ray Discレコーダなどに対応する録画番組管理アプリ「RECOPLA」(レコプラ)のiPad版をVer.1.4.0にアップデートした。新たに、iPadのRECOPLAからも「ワイヤレスおでかけ転送」の操作が可能になる。iPad 2以降で利用でき、対応OSはiOS 5.1以上。

 「ワイヤレスおでかけ転送」は、ソニー製レコーダなどで録画した番組を、対応タブレット/スマートフォンに無線LAN経由で転送できる機能。対応するレコーダは、ソニーのBDレコーダ'12年秋モデル(BDZ-E500を除く)と、SCEのネットワークレコーダ「nasne」。

 iPadへのワイヤレスおでかけ転送は、パケットビデオのTwonky Beamアプリからの操作では行なえたが、新たにRECOPLAアプリからも指示が出せるようになった。ただし、実際の転送作業はTwonky Beamが行なう。RECOPLAアプリは、レコーダの再生指示や録画番組の並べ替え/削除が行なえるほか、レコーダが電源OFFの状態からでもWake On Lanで操作できるなど、Twonky Beamと一部機能に違いがある。

 なお、Android版のRECOPLAでは、6月に行なわれたアップデートによりワイヤレスおでかけ転送の操作に対応している。iPad版については「7月のアップデートで対応予定」と予告していた。

(中林暁)