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バッファロー、初のダイバーシティアンテナ搭載Bluetoothヘッドセット

BSHSBE27BK

 バッファローは、世界初というダイバーシティ方式のアンテナを採用したBluetooth両耳ヘッドセット「BSHSBE27BK」を10月上旬より発売する。価格は8,400円。同製品のほか、片耳用モデルでNFCに対応した「BSHSBE28BK」も同じく10月上旬に発売し、価格は7,035円。

 両機種とも、音声途切れの原因となる受信不良対策として、2本のアンテナを使うダイバーシティー方式アンテナを採用。通信相手の機器がある方向に左右されにくく、安定した音楽再生や通話が行なえるという。また、電波到達距離100m(規格値)のClass 1に対応している。

 両耳タイプの「BSHSBE27BK」は、左右のイヤフォンをつなぐケーブルに、断線しにくく絡みにくいファブリックケーブルを採用。ポケットからの出し入れもスムーズに行なえるという。イヤーピースは低反発ウレタンと硬質ラバーの2種類の素材を使ったハイブリッドタイプで、装着感と音質の向上を図っている。

「BSHSBE27BK」の装着例
ハウジング部に「DIVERSITY」と記載されている
ボリューム/通話ボタンも装備

 Bluetooth 4.0に準拠。A2DP/AVRCP/HFP/HSP/Battery Service Profileに対応。コンテンツ保護のSCMS-Tもサポートし、ワンセグ音声の伝送にも対応する。高音質/低遅延コーデックのaptXもサポートする。2台の機器で同時に待受けできるマルチポイント接続にも対応。マルチペアリングにより、最大8台までの機器を記録できる。

 HFPの最新バージョン1.6による高音質化機能「HD Voice」に対応。従来の8KHzに比べ帯域が広い16KHzで通話が行なえ、話し相手の声もクリアに聴こえるという(通話相手の機器と回線の帯域もHD Voice対応が必要)。さらに、音質改善技術のCVC(ClearVoiceCapture)6.0も搭載。自分の声のエコーを緩和するエコーキャンセラー機能と、ノイズをカットする双方向ノイズリダクションにより快適に通話できるとしている。

 バッテリを内蔵し、連続使用時間は音楽再生が約5時間、通話が約4.5時間。待受けは約140時間。本体のLEDでバッテリ残量を確認できるほか、iPhoneなどBattely Service Profile対応機種の画面上でも電池残量を確認できる。充電はUSB経由で行ない、充電時間は約1.5時間。イヤフォン本体の重量は約14g。ケーブルの長さは約50cm。

片耳タイプ「BSHSBE28BK」の装着例

 片耳タイプの「BSHSBE28BK」はNFCを搭載し、対応スマートフォンをかざして簡単にペアリングできることが特徴。重量は約12g。

(中林暁)