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ドルビーの劇場用音響新技術「Dolby Atmos」がTOHOシネマズ船橋で採用。11月22日から

 ドルビーは、劇場用シネマ音響技術の「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を日本の劇場でも展開し、11月22日よりTOHOシネマズが運営する千葉県の「TOHOシネマズららぽーと船橋」で導入されると発表した。

 ドルビーアトモスは、従来のチャンネルベースのミキシング方式と、オブジェクトベースのダイナミックなオーディオミキシングを組み合わせ、精密な音の定位や移動などを表現するほか、劇場内の位置に最適化した音場再現が可能となる劇場向けの音響技術。劇場では、サラウンドスピーカーに加えてオーバーヘッドスピーカーを利用し、自然でリアルな音場を実現するという。

 国内での導入は、TOHOシネマズららぽーと船橋が初。アトモス対応の映画は、10カ国70作品以上が公開されており、ドルビーのホームページでも採用映画情報を案内している。ドルビーアトモスの詳細については、2012年の米国取材記事も参照して欲しい。

(臼田勤哉)