ニュース

パナソニック、テレビ下に設置できるシアターボード

30kg以下のTV設置できる「SC-HTE80」。実売3万円

SC-HTE80

 パナソニックは、テレビの下に設置できる台座タイプのシアターボード「SC-HTE80」を11月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。

 薄型のボディにフルレンジユニットとサブウーファを内蔵したシアターボード。テレビとはHDMIや光デジタル入力で接続。30kg以下のテレビをボードの上部に設置できるため、省スペースながらテレビの音質強化を図れる。ラック内の設置にも対応する。また、Bluetoothを内蔵しているため、スマートフォンなどからワイヤレス伝送した音楽を楽しむことも可能。

SC-HTE80
前面
30kg以下のテレビを設置できる

 設置可能なテレビは、30kg以下でスタンドが幅460mm、奥行き280mm以下の製品。パナソニックのVIERAの場合、2013年モデルではFT60/DT60、E60シリーズの50型以下モデルが対応。また、2009年モデルではX1/X2シリーズの32型以下などが対応する。

 60mmの薄型ボディに、ユニットは38×90mmのフルレンジ×2と、80mm径サブウーファ×2を内蔵。空気抵抗を減らし、歪みの少ない低域を響かせる長さ240mmのエアロストリームポートにより、重低音再生を可能にした。出力は30W×2ch+60W。80Hz以下の低域を仮想再生する「H.BASS」も備えている。

 入力はHDMI×1と光デジタル音声×1、アナログ音声×1。HDMI出力も装備し、レコーダやテレビの間にSC-HTE80を設置できる。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioには対応しないが、BDレコーダで変換出力したリニアPCM音声をHDMI入力できる「ブルーレイ リニアPCM」入力に対応する。

 サウンドモードは、スタンダード、スタジアム、ミュージック、シネマ、ニュース、ステレオの6種類。番組ジャンルにあわせて、サウンドモードを自動切り替えする「番組ぴったりサウンド」や、消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」に対応。「3Dサラウンド」や急激な音量変化を抑える「音量オート」、セリフを聞きやすくする「明瞭ボイス」などを備えている。

 Bluetooth Ver.3.0も備えており、スマートフォンやタブレットなどのBluetooth機器から音楽をワイヤレス伝送できる。対応プロファイルはA2DP。NFCも備えており、NFC対応機器でAndroidアプリ「Panasonic Music Streaming」をインストールしていれば、Bluetoothペアリングをワンタッチで行なえる。

 消費電力は35W(待機時約0.2W)。外形寸法は460×280×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.2kg。リモコンやHDMIケーブル(1本)などが付属する。

(臼田勤哉)