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DTS、PS4に最新デコーダパッケージ「DTS-HD Master Audio|7.1」を提供
(2013/11/18 16:53)
DTSは15日(米国時間)、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のPlayStation 4(PS4)に、新しいDTSーHD Master-Audio|7.1のデコーダが搭載され、物理ディスクとデジタル配信メディアの双方から高品位なサラウンドサウンドが体験可能となったと発表した。PS4は、DTSーHD Master-Audio|7.1デコーダを搭載した初の製品となる。
DTS-HD Master Audio|7.1は、ロスレス(可逆圧縮)コーデックであるDTS-HD Master Audioを利用したDTS-HD技術ポートフォリオの最新版。BDビデオなどで採用されているコーデックのDTS-HD Master Audioだけでなく、DTS Expressに代表される配信向けなどを含む次世代コーデックを、1つのパッケージにまとめて提供するもの。DTS-HD Master Audio|7.1のロゴは、「HD」の部分が斜めに傾いているが、この傾いたものがパッケージ化されたDTS-HDを示すものとなる。
実際にPS4のロゴもHD部分が斜めに傾いた「DTS-HD Master Audio|7.1」となっている。
DTSのブライアン・タウンCOOは、「今日、消費者がエンタテインメント・コンテンツにアクセスし、楽しめる手段は多岐にわたる。ゲームコンソールをデジタルコンテンツサービスにアクセスするためのハブとして使っている消費者も非常に多く、ゲームをプレイするときもブルーレイディスクを視聴するときも、同じ高品質な映像とオーディオが提供されることを期待している。DTSの新しいDTS-HD Master Audio|7.1を搭載したPS4では、業界で初めてストリーミングやVODサービスでブルーレイと同様の高品位7.1サラウンド・サウンドを楽しむことができる」と述べている。