劇場用アニメ「鉄コン筋クリート」4月23日BD化。「ピンポン」TVアニメ化も

鉄コン筋クリート※ジャケットとは異なります
(C)2006松本大洋/小学館,アニプレックス,アスミックエース,Beyond C,電通,TOKYO MX

　2006年に公開された劇場用アニメ「鉄コン筋クリート」が、4月23日にBlu-ray化される。価格は5,184円。発売元はアニプレックス。品番はANSX-5022。

　本編ディスクに加え、初回限定版には特製ブックレット、スリーブケースが付属する。本編ディスクには特典映像として、トレーラーを収録。これは、DVD通常版に収録されたものと同じ内容となる。

あらすじ

　松本大洋による同名コミックを、マトリックスなどのVFXを手掛けたハリウッドのマイケル・アリアスが監督し、映画化したもの。アニメーション製作は日本のスタジオ4℃が担当している。

　舞台は義理と人情、そしてヤクザで溢れる町「宝町」。少年シロとクロの2人は、町を自由に飛び回りながら、お互いに支えあって暮らしていた。そんな折、再開発の名目で、町に不穏な動きが見え隠れする。

　実態の見えない「子供の城」建設プロジェクトに加え、地上げ、族、不気味な三人の殺し屋、蛇と呼ばれる謎の男などが宝町を揺さぶる。そして、殺し屋に狙われたことをキッカケに、シロは警察の保護下に入れられてしまう。一心同体だったシロと離れ離れになったクロは、暴走を開始するのだが……。

　映像技術を駆使し、原作のアングルや世界観を表現。コミック版のファンからも高い評価を得た。監督はマイケル・アリアス。二宮和也と蒼井優が声優にチャレンジしたことでも話題となった。

　なお、同じく松本大洋によるコミック「ピンポン」が、フジテレビ“ノイタミナ”枠において4月からテレビアニメ化される事も発表されている。