ニュース
ソニー、4Kプロジェクタ「VW1000ES」の4K/60p対応開始
10万5,000円でモデル名も「VPL-VW1100ES」に
(2014/1/28 16:51)
ソニーは、2011年12月発売の4K SXRDプロジェクタ「VPL-VW1000ES」を4K/60p対応などに強化する有償アップグレードサービスを1月28日から開始した。アップグレード価格は10万5,000円(税抜き10万円)。
'13年12月に予告していたとおりに、アップグレードサービスを開始。受付期間は、2014年1月28日から2015年3月31日で、アップグレードにより、HDMI 2.0の4K/60p信号伝送対応と、Mastered in 4Kモード対応が行なわれる。アップグレードでは基板の交換やソフトウェア更新を伴うため、プロジェクタの引取りの上、ソニーのサービス拠点で作業が行なわれる。
VPL-VW1000ESは、0.74型/4,096×2,160ドットの4K SXRDパネルを搭載したプロジェクタ。2011年に世界初の民生用4Kプロジェクタとして販売開始された。後継機となるVPL-VW1100ESが'13年12月に発売開始されたが、今回のアップグレードにより、VW1000ESをVW1100ES相当に強化できる。
VW1000ESのアップグレードにより、HDMI 2.0の4K/60p信号伝送に対応。対応する4K/60p信号は、3,840×2,160ドット(59.94/60Hz)/YUV 4:2:0/8bit、もしくは4,096×2,160画素(59.94/60Hz)/YUV 4:2:0/8bit。
また、データベース型超解像処理LSI「リアリティクリエーション」に、Mastered in 4Kモードを追加。ソニー・ピクチャーズの4KマスタリングBDビデオソフト「Mastered in 4K」に対応し、Mastered in 4Kソフトをよりマスターに忠実に再現できる。なお、Mastered in 4K対応により、メニュー構成が一部変更。画質メニューの「リアリティクリエーション」に「データベース」の項目が追加される。また、情報メニューのモデル名も「VPL-VW1100ES」に変更される。