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ヤマハ、定番サウンドバーをBluetoothや低域強化で一新
実売26,000円でスマホ操作対応の「YAS-103」
(2014/1/30 14:30)
ヤマハは、Bluetooth対応の薄型テレビ用のサウンドバー/フロントサラウンドシステム「YAS-103」を2月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色。
また、YAS-103からBluetoothを省いた「YAS-93」も2月下旬に発売。店頭予想価格は23,000円前後。カラーはブラック(B)。
2011年発売のエントリークラスサウンドバーの人気モデル「YAS-101」の後継機で、「Advanced Bass Extension Processing」の採用により低音再生能力を強化。また、上位モデルのYAS-103はBluetoothを搭載し、スマートフォンやタブレット連携を強化。
YAS-103/93は、サウンドバータイプのフロントサラウンドシステム。筐体の前面左右に、6.5cm径のユニットを2基搭載するほか、筐体内に2基の7.5cm径サブウーファを内蔵した2.1chシステム。新たに独自の「Advanced Bass Extension Processing」を搭載し、迫力のある低域再生を強化した。アンプの最大出力は30W×2ch、60Wで合計120W。
入力端子は光デジタルを2系統、同軸デジタルを1系統装備し、YAS-103のみBluetoothを内蔵する。デコーダはドルビーデジタル、DTS、AACなどに対応。ステレオで音声をバーチャル7.1chのサラウンド化する「AIR SURROUND EXTREME」機能を備えている。また、人の声を聞き取りやすくするクリアボイス機能なども搭載している。
YAS-103のみBluetooth Ver.2.1+EDRを搭載し、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのBluetooth対応機器の音楽をワイヤレスで再生可能。対応プロファイルは、A2DPとSPP、コーデックはAACとSBCをサポートする。著作権保護のSMCS-Tにも対応。また、Bluetooth機器との電源連動が行なえる「Bluetoothスタンバイモード」を搭載し、スマートフォンなどの対応端末からBluetooth接続すると、YAS-103の電源がオンになるなど、電源連動するため、操作の手間が省けるとしている。
YAS-103では、スマートフォンやタブレットからの操作に対応し、専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」をiOSとAndroid向けに提供する。音量調整や入力切替などのリモコン操作や、サラウンドプログラムの選択などが行なえる。サウンドモードは、映画/音楽/スポーツ/ゲーム/テレビ番組の5種類。なお、YAS-93ではサウンドモード選択はできない。
サウンドバー製品は、テレビの前に設置するため、テレビのリモコン受光部を隠してしまう可能性がある。そのため、YAS-103/93が受信した、テレビ用リモコンの信号と同じ信号を、本体背面から再発信して、背後にあるテレビに伝える「テレビリモコンリピーター」も搭載。また、テレビのリモコンからYAS-103/93を操作する「テレビリモコン学習機能」も備えている。自動スタンバイ機能により、電源の切り忘れを防止する。
外形寸法は890×121×109mm(幅×奥行き×高さ/スタンドやブラケット有)。重量は4kg。消費電力は22W。待機時消費電力は0.5W以下(YAS-103のBluetoothスタンバイモード時は0.6W)。リモコンや光デジタルケーブル(1.5m)を同梱する。