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エソテリック、独自導体技術3T採用のvan den Hul製オーディオケーブル
（2014/5/15 19:36）
エソテリックは、オランダvan den Hul(ヴァン・デン・ハル)製のオーディオケーブル5モデルを5月15日に発売した。いずれも長さ1m×2本セットで、端子はRCAとXLRを用意。価格はRCA/XLR共通で、最上位モデルの「3T The Mountain」が204,000円、「3T The Hill」が150,000円、「3T The Rock」が99,000円、「3T The Valley」が58,000円。エントリーモデルの「3T The River」はRCA端子のみで、43,000円。
アモルファス(非晶質)構造のカーボン導体や、導体酸化の原因となるハロゲンを含まない独自の被覆素材「HULLIFLEX」が特徴の3T(True Transmission Technology)シリーズのオーディオケーブル。オランダのレーベル「Channel Classics」の録音スタジオでも採用されているという。
最上位モデルとなる「3T The Mountain」は、LSC(線形カーボン)でコーティングした0.9mm径の単線を2本使用した2芯バランスケーブル。2層の肉厚銀コート銅編組導体と、2層のLSC層を組み合わせた4層構造のシールドを採用し、ノイズを低減しているという。中心導体とシールド間の距離を離すことでキャパシタンス(容量)を低減し、よりハイスピードな伝送も追求している。外装の色はサフランイエロー。
このほか、2芯バランスケーブルとして、LSCコーティングした0.5mm径単線の導体2本と、3層構造シールドを組み合わせた「3T The Hill」や、0.4mm径の芯線に0.15mm径の導体11本を撚り合わせた中心導体の「3T The Rock」、0.15mm径の導体21本を撚り合わせた導体を採用する「3T The Valley」をラインナップする。外装の色は、The Hillがダークイエロー、The Rockがイエロー、The Valleyがライトイエロー。
エントリーモデルの「3T The River」は、0.15mm径の導体19本による中心導体を採用した同軸ケーブル。2重の銀コート銅編組導体と、40本の導体による3層構造シールドを採用する。外装の色はブルー。
いずれのモデルも、RCAはロジウムメッキ、XLRは銀メッキの端子を装備する。
