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ハイレゾポータブル「AK100II」、延期後の発売日が7月30日に決定

 アユートは、延期していたiriver Astell&Kernのハイレゾポータブルプレーヤー「AK100II」(AK100II 64GB スモーキーブルー)の発売日を、7月30日に決定した。直販価格は109,800円(税込)の予定。

 AK100IIは当初7月11日の発売を予定していたが、製造遅延により出荷が遅れていた。

「AK100II」(AK100II 64GB スモーキーブルー)

 AKシリーズの新スタンダードモデルと位置づけられたプレーヤー。64GBのメモリを内蔵しているほか、128GBまでのカードが利用できるmicroSDXCカードスロットも1基搭載。最大192GBまでの拡張ができる。

 2012年発売のAK100から縦長筐体となり、DACを変更、バランス出力にも新たに対応した。OSもAndroidベースのものになり、UIも刷新された。DACは上位モデルの「AK240」や「AK120II」と同じ、シーラス・ロジックの「CS4398」を採用。上位モデルは左右独立のデュアルモノラルとして2基搭載しているが、AK100IIはシングルDAC構成となる。DSDは最大5.6MHzまで再生可能だが、ネイティブ再生ではなく、PCM 176.4kHz/24bitへリアルタイム変換しながら再生する。

 通常のステレオミニアンバランス出力に加え、2.5mm 4極のバランス出力端子も搭載。ステレオミニ出力は光デジタル出力も兼ねており、DACやDAC内蔵アンプと接続も可能。USB DAC機能も搭載し、96kHz/24bitまでのPCMデータや、DSD128(5.6MHz)の再生が可能。ただし、DSDは96kHz/24bitに変換しての再生となる。

(山崎健太郎)