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JVC、スイッチひとつで約8倍に大音量化できるTV用ワイヤレススピーカー「みみ楽」

 JVCケンウッドは、スイッチひとつで大音量に切り替えられる「パワフル音量」機能を搭載したJVCブランドのテレビ用ワイヤレススピーカー「SP-A850」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色。

SP-A850(ブラック)
SP-A850(ホワイト)
スピーカーをトランスミッタに乗せて充電する

 バッテリ内蔵のワイヤレススピーカーと、充電台の役目も果たすトランスミッタをセットにした「みみ楽」シリーズのテレビ用スピーカーシステム。2.4GHzデジタルワイヤレス方式を採用し、テレビから離れた場所でもノイズの少ないクリアな音声伝送が可能としている。最大通信距離は約30m。

 新たに、スイッチのオン/オフ操作で音声入力信号を約8倍に増幅する「パワフル音量」機能を搭載。スピーカーの音量を最大にしても物足りないときに、さらに大きな音量にすることができる。人の声の周波数帯域を中心に増幅し、ニュースやドラマなどの音声を聞き取りやすくする「はっきり音声」機能も搭載。大きなツマミや文字表示を採用し、操作性を向上している。

 スピーカー部は水回りでも使用できるIPX2相当の生活防水仕様。40mm径ユニットを2基備え、最大出力は1W×2ch。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備する。リチウムポリマーバッテリを内蔵し、最大約20時間の連続使用が可能。電池残量は4段階で表示される。一定時間音声入力がない状態が続くと、スピーカー、トランスミッタともに自動で電源が切れる「ツインオートパワーセーブ」機能も搭載する。

 トランスミッタ部はスピーカーを乗せて充電ができ、充電中も音声の伝送が可能。テレビ接続用のステレオミニケーブルを備え、付属のステレオミニジャック-RCA変換ケーブルを使用してRCA接続もできる。スピーカーの外形寸法は189×71×132mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約453g。トランスミッタ部は186×74×34mm(同)、重量は約153g。

(一條徹)