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JVC、テレビ音を最大13倍に増幅するワイヤレススピーカー「みみ楽」

SP-A900(ホワイト)

JVCケンウッドは、ビクターブランドより、テレビから離れた場所でもクリアな音声が手元で楽しめるTV用ワイヤレススピーカー「SP-A900」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1.6万円前後。カラーは、ブラックとホワイト。

“いつまでも快適に”をコンセプトとした「みみ楽」シリーズの最新モデルで、バッテリを内蔵したハンドル付きワイヤレススピーカーと、充電台にもなる送信機がセットになったTV向けのスピーカーシステム。

2.4GHzデジタルワイヤレス方式を採用し、テレビから離れた場所でもノイズの少ないクリアな音声伝送が行なえる。最大通信距離は約30m。

使用イメージ

スピーカー部の音量ダイヤルを最大にしても音量が物足りない場合、さらにボリュームを大きくすることができる「大きめ音量」機能を搭載。テレビの設定に関わらず、スイッチのオン/オフのみで入力信号を約13倍に増幅できる。

さらに、人の声をクリアに聞き取りやすくする「はっきり音声」機能を搭載。人の声の周波数帯域を中心に増幅し、ニュースのアナウンスやドラマのセリフなどをクリアに聞き取りやすくするという。ユニット口径は40mm×2で、実用最大出力は1W×2。

電源や各種機能のオン/オフなどの操作がしやすいよう、大きなツマミと分かりやすい大きな文字を筐体に採用。IPX2の生活防水にも対応し、キッチンなどで家事をしながらでも快適にテレビ音声を楽しめる。

ブラック

大容量充電池を内蔵し、連続約20時間使用可能。4段階の充電残量表示を備えており、電池の残量が一目で確認できる。また自動で電源をオフにする「ツインオートパワーセーブ」機能を搭載。音声入力がない状態が一定時間続くと、スピーカー部と送信機の電源を自動で切り、無駄な電力消費を抑える設計とした。

送信部はスピーカーを乗せて充電が可能。充電中も音声の伝送ができる。ヘッドフォン出力を備えるほか、付属のステレオミニジャック-RCA変換ケーブルを使用し、RCA接続もできる。

スピーカー部の外形寸法/重量は、189×71×132mm(幅×奥行き×高さ)/約453g。送信部は186×74×34mm(同)/約153g。

写真下の部分が「のせるだけ充電」機能を搭載した送信部