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オーテク、ダンス向けの防水1.1chアクティブスピーカー

フロアモニター型の「AT-SPB200」も

 オーディオテクニカは、ダンス向けアクティブスピーカー「BOOGIE BOX」シリーズより、サブウーファを搭載しIPX4相当の防水機能を備えた「AT-SPB300」と、バッフル面に25度の傾斜をつけた床置き対応の「AT-SPB200」の2機種を8月22日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はAT-SPB300が9,000円前後、SPB200が5,000円前後。カラーはSPB300がブラックとオレンジの2色、SPB200がブラック、グレー、オレンジの3色を用意する。

AT-SPB300(オレンジ)
AT-SPB200(グレー)

プレーヤーを収納できる防水仕様の「AT-SPB300」

AT-SPB300(ブラック)

 AT-SPB300は、38mm径フルレンジユニットと50mm径サブウーファを各1基ずつ搭載し、迫力の重低音を再生する1.1chアクティブスピーカー。最大出力はフルレンジが3W、サブウーファが5W。入力はステレオミニケーブル(約15cm)で行なう。

 IPX4相当の防水機能を備え、屋外利用時に雨が降っても使用可能。本体の背面にはポータブルオーディオプレーヤーなどを収納して、衝撃・水から守るスペースを搭載。高透過性操作シートも備え、シートの上からプレーヤーのタッチパネルを操作できる。収納できるプレーヤーの大きさは、最大144×75×11mm(縦×横×厚さ)で、ヘッドフォン出力が側面にある機器の場合は横が62mmまでとなる。

 単3電池×4本で動作し、連続再生時間はアルカリ電池使用時が約40時間、ニッケル水素電池使用時が約30時間。別売のACアダプタ「AD-SD0520AAB」(8月22日発売/1,900円)も使用可能。ただしACアダプタ使用時は防水にはならない。入力インピーダンスは20kΩ。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。外形寸法は143×103×246mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1kg。

横置きも可能
背面への収納イメージ

床置きを想定した25度傾斜デザインの「AT-SPB200」

 AT-SPB200は、床置き時にスピーカーが顔の方向を向くよう、25度の傾斜がついたフロアモニター型デザインを採用。鏡の前など、地面にスピーカーを置くことが多いダンスシーンを想定しているという。約30cmの接続用ステレオミニケーブルを備える。

AT-SPB200(ブラック)
AT-SPB200(オレンジ)

 50mm径のフルレンジスピーカーユニットを搭載し、新設計のフロントダクトにより厚みのある重低音を再生可能。最大出力は3W。本体は持ち運びしやすいハンドルグリップ一体型で、側面に電源/ボリュームノブを搭載する。

 単4電池×3本で動作し、連続再生時間はアルカリ電池使用時が約30時間、ニッケル水素電池使用時が約20時間。入力インピーダンスは20kΩ。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。外形寸法は93×139×116mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約390g。

(一條徹)