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パイオニアとシャープが資本提携を解消。光ディスクの業務提携は継続

 パイオニアとシャープは28日、資本提携を解消すると発表した。なお、両社は合弁会社のパイオニア・デジタルデザイン・アンド・マニュファクチャリングで光ディスク事業を展開しているが、業務提携については継続する。

 両社は2007年9月に、光ディスク分野などの共同開発に取り組むために、業務・資本提携に関する合意書を締結していた。今回の解消については、「業務提携をより密接に、かつ確実に進めていくために行なった資本提携は、当初の目的を達成したと両社で判断した」と説明している。

 なお、パイオニアが取得している株式は1,000万株(シャープの発行済株式総数に対する割合は0.59%)、シャープが取得しているパイオニアの株式は3,000万株(同8.05%)。

(山崎健太郎)