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「Blu-ray、DVD、CDメディアを提供し続ける」Verbatimとアイ・オー・データ、光ディスク販売継続を表明

Verbatim Japanとアイ・オー・データ機器は、「Blu-ray、DVD、CDメディアを提供し続けます」と題した声明を発表し、日本市場における光ディスクの安定供給と販売継続の姿勢を明らかにした。

声明では「光ディスク市場の現状と両社の取り組み」として、現在日本国内の光ディスク市場が大きな転換期を迎えており、一部メーカーが製造・販売事業から撤退するなど、供給体制を縮小する動きがあると言及。「このような状況下で、Verbatim Japanは、アイ・オー・データと緊密に連携し、安定供給を最優先課題として日本市場に高品質な光ディスクを提供し続けています」とした。

また、Verbatimは日本で確立された高度な技術を取り入れた製造体制を構築して、徹底した品質管理によって、世界的規模で高品質光ディスク製品を展開していること、日本市場ではアイ・オー・データが国内総代理店として光ディスク製品の安定供給体制を確立していることも紹介。

今後の展望についても「Verbatim Japanとアイ・オー・データは、製品の“徹底した品質管理”と“安定した生産体制”により、日本市場における光ディスク供給を支える重要な役割を担い続けます。また、データ保存における信頼性の高い記録メディアの提供を通じて、お客様のニーズに応え続けるとともに、記録メディア市場全体の発展にも貢献してまいります」とした。

国内のディスク市場においては、ソニーが2025年2月をもってBlu-ray Discメディア、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセットの全モデルの生産終了を発表している。