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4K/30fps撮影対応のGoPro「HERO4 Black」。59,000円

1080/120fps動画サポート。背面液晶のSilverも

 米GoProは、アクションカメラ「GoPro」の新シリーズ「HERO4」を発表した。10月5日より発売開始し、日本でも10月から順次発売開始する。最上位モデルの「HERO 4 Black Edition」は4K/30p撮影に対応し、価格は499.99ドル。日本でもBlack Editionのアドベンチャー、サーフの発売を予定しており、価格は59,000円。日本の発売時期は未定。

HERO4 Black Edition

 また、1080/60p、720/120p対応の中位モデル「HERO 4 Silver Edition」は399.99ドルで、アドベンチャー版を10月に発売予定。価格は47,000円。マウントキットなどが異なるサーフ版もラインナップしているが、発売時期は未定。エントリーモデルの「HERO」は10月発売予定で価格は19,500円。

 従来の最上位モデル「HERO 3+ Black Editon」は、4K/15pまでの対応だったが、HERO4 Black Editionでは新たに4K/30fpsに対応した。また、2.7K/50fpsや、1080p/120fps撮影にも対応。秒間30コマの12メガピクセル写真撮影も可能となっている。

 Wi-Fi/BluetoothによるGoPro Appのプレビューにも対応し、アプリの連携速度はHERO3+比で50%高速化。パワーマネジメントの最適化も図られている。

 Silver Editionは、2.7K/30fpsや、1080/60fps、720/120fps動画撮影に対応し、秒間30コマの12メガピクセル写真撮影も可能。撮影機能はHERO3+そのままで、背面に液晶を装備した。Black Editionと同様にWi-FiによるGoPro Appとの連携速度の向上や電源管理の最適化も行なわれている。

HERO4 Silver Edition
エントリーモデルのHERO

 Black/Silver Editionのいずれもプロ向けの映像モード「ProTune」を強化し、動画/静止画ともに、色やシャープネス、ISO上限、露出のコントロールに対応。低照度環境でのタイムラプス撮影などに適した「Night Photo」、「Night Lapse」モードも搭載している。マイク性能も向上しており、ダイナミックレンジが拡大されている。

 エントリーモデルのHEROは、129ドル(日本では19,500円)という低価格が特徴。1080/30fpsや720/60fps撮影に対応する。

(臼田勤哉)