ヤマハ、ビームスピーカー+サブウーファのシアターバー「YSP-2500」に新色シルバー

　ヤマハは、薄型筐体のセンターユニットとサブウーファで構成するデジタル・サウンド・プロジェクタ「YSP-2500」の新色シルバー(S)を、10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は93,000円前後。7月より販売されているブラック(B)と合わせて2色展開となる。

「YSP-2500」の設置例。テレビの前に置いても目立たない薄型筐体を採用

　2.8cm径×16個のビームスピーカーを搭載した横長のセンターユニットと、アンプ内蔵のサブウーファで構成するデジタル・サウンド・プロジェクタ「YSPシリーズ」の最新モデル。サウンドビームを放出し、音を壁などに反射させることで明瞭なサラウンドが体験できるという点が特徴。7.1chのサラウンド再生が可能で、独自のシネマDSP(10モード)も利用できる。設置する室内の形状などに合わせて、最適な設定を自動で行なう「インテリビーム」機能も備える。

　サブウーファ側にアンプを搭載。サブウーファのユニットは10cm×2で、最大出力は75W。ビームスピーカー用アンプの最大出力は32W。センターユニットとサブウーファの間は2.4GHz帯のワイヤレス接続。

薄型のバー型ビームスピーカーとサブウーファで構成

　HDMI入力を3系統搭載。デコーダはドルビーTrueHDやDTS-HD MasterAudioなどのHDオーディオに対応。HDMI端子は3D映像や4K60p映像のパススルーにも対応する。HDCP 2.2には非対応。テレビのリモコンリピーターも搭載する。

　Bluetooth Ver.2.1+EDRの受信機能を備え、対応するスマートフォンなどからワイヤレスで音楽再生が可能。圧縮音楽を高音質で再生するミュージックエンハンサーも適用できる。iOS/Android向けコントロール用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」も用意。アプリからシネマDSPの選択や入力切替、音質調整などが行なえる。

　センターユニットの入力端子はHDMI×3、アナログ音声×1、光デジタル×2、同軸デジタル×1。サブウーファにはサブウーファ用入力を1系統備えている。センターユニットの出力端子はARC対応のHDMI×1、アナログ音声(ヘッドフォン出力:バーチャルサラウンド、サブウーファ出力)などを用意する。

　センターユニットの外形寸法は、脚部を除いた場合が944×144×51mm(幅×奥行き×高さ)で、脚部を含めた高さは73～86mm。重量は4kg。サブウーファは147×353×444mm(同)で、重量は7.9kg。サブウーファは横置きにも対応。リモコンも付属する。