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ボーズ、スマホ連携を強化した「SoundTouch」Wi-Fiスピーカー。バッテリ内蔵など3機種

 ボーズは、スマートフォンやPCなどから無線LAN(Wi-Fi)経由でワイヤレス再生が可能な「SoundTouch music systems」の一体型オーディオシステム3モデルを、10月24日に発売する。価格は、「SoundTouch 30 Series II Wi-Fi music system」が74,000円、「SoundTouch 20 Series II Wi-Fi music system」が44,000円。バッテリ内蔵の「SoundTouch Portable Series II Wi-Fi music system」が44,000円。

SoundTouch 30 Series II Wi-Fi music system

 また、アンプ内蔵のステレオスピーカーシステム「SoundTouch Stereo JC Series II Wi-Fi music system」も同じく10月24日より発売する。ステレオのフロントスピーカーと、低音用スピーカーのAcousstimassモジュール、コントローラ、ヘッドセット型マイクなどがセットで、価格は116,000円。

一体型の「SoundTouch systems」3モデル

 PCやiPhoneなどの音楽、インターネットラジオなどをIEEE 802.11b/gのWi-Fi経由で聴けるSoundTouch対応のワイヤレススピーカー。3モデルともカラーはホワイトとブラックの2色を用意する。3モデルは本体のサイズが異なるほか、SoundTouch Portableのみバッテリも内蔵するのが特徴。ステレオミニの音声入力も備え、Wi-Fi非搭載の機器とも接続できる。本体を追加することで、家中で同じ音楽を聴いたり、別々の音楽を再生することも可能。

左から「SoundTouch 30 Series II Wi-Fi music system」、「SoundTouch 20 Series II Wi-Fi music system」、「SoundTouch Portable Series II Wi-Fi music system」

 6つのプリセットボタンに登録した音楽をワンタッチで呼び出し可能。また、専用スマホアプリの「SoundTouch app」も進化。スマホ/タブレットからワイヤレスでスピーカーをセットアップ可能になり、電源ON/OFFや音量、曲の選択などほとんどの操作をスマートフォン/タブレットなどで行なえる。検索機能も新しくなり、楽曲やアーティストを素早く探し出せるという。さらに、低域を好みに合わせて調整できる新機能も追加した。

 AirPlayにも対応し、iOS 4.3.3以降のiPhone/iPad/iPod touchや、Mac OS X 10.8、Windows/MacのiTunes 10.2.2以降の音楽もワイヤレスで聴くことができる。

 外形寸法と重量は、SoundTouch 30が435×181×246mm(幅×奥行き×高さ)、8.4kg、SoundTouch 20が314×104×188mm(同)、3.2kg、SoundTouch Portableが249×64×149mm(同)、1.4kg。リモコンやUSBケーブルなどが付属するほか、SoundTouch PortableにはACアダプタも同梱する。

SoundTouch 30のブラック
SoundTouch 30のホワイト
SoundTouch Portableはバッテリ内蔵

SoundTouch Stereo JC Series II Wi-Fi music system

 スタンドアロンタイプのステレオスピーカーシステム。新デザインのフロントスピーカー「Jewel Cube Series II」と、低域用のAcoustimassモジュールで構成。リモコンのSoundTouch controllerも同梱し、音量調節や音楽の再生・停止などの基本操作やプリセットの直感的なコントロールが可能。スマホ連携も可能で、AirPlay再生にも対応する。

 消費電力は350W。外形寸法と重量は、フロントのJewel Cube Series IIスピーカーが66×66×158mm(幅×奥行き×高さ)、0.48㎏で、Acoustimassモジュールが203×549×330mm(同)、11.9㎏。

 付属品は、SoundTouch wireless adapter、SoundTouch controller、ADAPTiQ用ヘッドセット型マイク、Acoustimassモジュール用ゴム足、電源ケーブル、スピーカーケーブル2本、USBケーブル。

(中林暁)