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シャープ、番組を見ながら予約/編集できる1TBのレコーダ

2画面見ながら操作の「BD-T1650」。約8万円

 シャープは、録画番組を見ながら、番組予約や編集操作を行なえるBlu-ray Discレコーダ「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-T1650」を11月12日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後。

BD-T1650

 1TB HDDと地上/BS/110度CSデジタルチューナを3系統装備した新BDレコーダ。特徴は、6月発売のBD-T3600(3TB)/T2600(2TB)と同様に、録画番組を見ながら番組予約などの操作が行なえる「2画面見ながら操作」に対応したこと。

 従来、番組を予約する際は番組表を画面全面に表示する必要があったが、BD-T1650の「2画面見ながら操作」では、専用の[2画面]ボタンを押すと、放送/録画番組の再生画面と番組表などの操作画面を2画面同時に表示。録画した番組やテレビで放送中の番組を見ながら、気になる番組の録画予約や録画番組の編集/消去/裏番組確認ができる。これにより、再生を中断することなく、番組予約がスムーズに行なえる。

2画面見ながら操作で録画番組を検索
番組を見ながら録画予約も

 好きな3チャンネルを1日最大18時間まで録り続けられる「3チャンネル自動録画」に対応。MPEG-2 TSのストリーム録画のほか、MPEG-4 AVC/H.264での長時間録画にも対応。最大12倍の長時間録画に対応し、14段階の画質設定が行なえる。

 録画した番組は「新・グループリスト」でチャンネル別に表示され、検索を容易にしている。リモコンの[(ポップアップ)メニュー]ボタンから、録画番組を約5分毎に小画面表示し、再生したいポイントを示す「新・見どころポップアップ」や1.5倍速の早見再生にも対応する。

 BDドライブは高トルクモーターの採用などで読み込み時間を短縮した「スピードBDドライブ」。

 NexTV-Fの規定した「リモート視聴」にも対応。iPad/iPhone用アプリはデジオンの「DiXiM Digital TV」を、Android用は「AQUOSリモートプレーヤー」を利用する。また、録画番組をスマートフォンやタブレットに無線LAN経由でダビングできる「Wi-Fi転送&ダビング」に対応。対応アプリはiPhone/iPadが「DiXiM Digital TV」と「Twonky Beam」、Androidが「AQUOSリモートプレーヤー」と「AV家電リンク」、「Twonky Beam」。

 「あんしんリモートサポート」にも対応。インターネットに接続されたAQUOSブルーレイの操作がわからなかったり、トラブルが発生した際に、オペレータがユーザーのレコーダの表示画面を確認しながら、遠隔操作を行なう。

 出力端子はHDMI×2、D3出力×1、コンポジット出力×1、光デジタル音声出力×1、USB×2(データ用×1、外付けHDD用×1)など。コンポジット入力も備えている。EthernetやUSB×2(データ用×1、HDD用×1)を装備する。消費電力は33W(待機時0.2W)、年間消費電力量は約37kWh/年。外形寸法は430×236×61mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.3kg。

(臼田勤哉)