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JDI、8型の4K/2K液晶や次世代コックピットディスプレイを開発

8.0型4K/2Kディスプレイ

 ジャパンディスプレイ(JDI)は、8型の4K液晶など、同社の先端技術搭載ディスプレイ「イノベーションビークル 2014」を、10月29日にパシフィコ横浜で開催される「Display Innovation 2014」に出展する。

 イノベーションビークル2014として展示されるのは、8型4K/2K高精細液晶ディスプレイと、自動車の次世代コックピット向けディスプレイ。

 8型4K/2Kディスプレイは、モバイル用途で要求される低消費電力を実現しながら、軽くて狭額縁で「まるごと画面」を実現するという。JDI独自のLTPS技術を採用するほか、色再現範囲をNTSC比95%に拡大したIPS-NEO、バックライトディミングで進化したWhiteMagic、高分解能のPixel Eyesなどで実現する。

 自動車の次世代コックピット向けディスプレイは、グラフィック表示やカメラでとらえた画面など、運転に必要な情報をドライバーの目前に展開できる横長曲面ディスプレイと、ナビゲーションと警告画面をフロントガラスに投影する高解像度ヘッドアップディスプレイを融合したもの。横長の大画面ディスプレイは曲面をもたせたIPS-NEOにより、ドライバー視点での見やすさや高い表示品位を実現。また、WhiteMagicにより大画面と高精細、低消費電力を実現している。

コックピット向けディスプレイ

 Display Innovation 2014では、他にも超低消費電力反射型ディスプレイやシートOLEDディスプレイなどを展示する。

(臼田勤哉)