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オヤイデ、102 SSC導体のMMCXイヤフォン交換ケーブル。1.2mで5,600円

 オヤイデ電気は、オーディオケーブル用の新導体「102 SSC」を採用したイヤフォン用交換ケーブル「HPC-MX」を12月12日に発売する。イヤフォン接続側はMMCX端子で、プレーヤー接続側はステレオミニ。ケーブル長は1.2mと2.5mを用意する。価格は1.2mが5,600円、2.5mが6,500円。カラーは、2.5mがブラックのみ、1.2mはブラック/レッド/シルバーの3色を用意する。

HPC-MX(レッド)
HPC-MX(ブラック)
HPC-MX(シルバー)

 オヤイデが三洲電線との協力で開発した銅製導体「102 SSC」を採用。ケーブルは1芯シールドの2本平行構造で、シールド材は、ブラック/レッドが102 SSC、シルバーが銀メッキOFCを使用している。国産材料を用い、国内の厳密な管理下で製造しているという。

 MMCX端子は、削り出しのベリリウム銅に銅/銀/金の複層メッキを施し、腐食防止と音質向上を図っている。端子の先端部にはリブを設け、イヤフォンへの密着性を高めて接触不良やノイズを低減。端子に十字スリットを入れることで、イヤフォンとのスムーズな着脱を可能にしている。

 MMCX端子やステレオミニプラグは、ゆるやかな角度のついたカーブドプラグを採用し、プラグ部への負担を軽減して断線を防止している。プラグとケーブルのハンダ付けには、オーディオ用無鉛銀ハンダSS-47を使用。耳掛け部は、あえてワイヤーを入れない「ストレスフリー耳掛け方式」を採用する。

 同社が公表している対応確認済み機種は、Shure「SE215/SE315/SE425/SE535/SE535 Special Edition(SE535LTD)/SE846」、Ultimate Ears「UE900」、ULTRAZONE「IQ」、ソニー「XBA-H3/XBA-H2」。

MMCX端子部には十字スリットやリブを施している
ステレオミニプラグ部は負担を軽減するカーブド仕様
使用イメージ

(一條徹)