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ゼンハイザー、MOMENTUMにBluetoothモデル。デジタルワイヤレスやスポーツ用も

 独ゼンハイザーは、米国ラスベガスで1月6日~9日(現地時間)に開催されているコンシューマエレクトロニクス展示会「2015 International CES」において、ヘッドフォン「MOMENTUM」のBluetooth搭載モデル「MOMENTUM M2 WIRELESS」などの新製品を出展した。

MOMENTUM M2 WIRELESS

MOMENTUM 第2世代と、新たにBluetoothモデル

 レトロなデザインが特徴の密閉型ヘッドフォン、MOMENTUM/MOMENTUM On-Earの第2世代モデル「M2」と、両モデルで初のBluetooth搭載ワイヤレスヘッドフォンを1月より発売する。米国での価格は、MOMENTUM M2 OEi/OEG(iPhone用/Android用)が各349.95ドル、229.95ドル、MOMENTUM On-Ear M2 OEi/OEG(iPhone用/Android用)が各229.95ドル。

右がMOMENTUM M2、左がMOMENTUM On-Ear M2

 いずれも、第1世代からの変更点としてヘッドバンド部の折り畳みに対応。また、イヤーパッド部を従来に比べ厚くしたことでフィット性や遮音性を向上させている。イヤーパッドはシープスキンレザーを使用。ユニットなどに変更はない。ケーブルは着脱可能。

MOMENTUM M2の折り畳み時
イヤーパッドが厚くなった
MOMENTUM On-Ear M2

 新たにBluetooth搭載のワイヤレスモデルもラインナップ。MOMENTUM M2 WIRELESS(M2 AEBT)は499.95ドル、MOMENTUM On-Ear WIRELESS(M2 OEBT)は399.95ドル。マイクも内蔵し、スマートフォンのハンズフリー通話が可能。通話のノイズを低減する「VoiceMaX」も搭載する。Bluetooth 4.0対応で、NFCによるスマートフォンとのペアリングも可能。ステレオミニ接続も行なえる。

 そのほか、幅広のヘッドバンドが特徴の「URBANITE」にもBlutoothモデル「URBANITE XL WIRELESS」を用意。Bluetooth 4.0/NFC対応で、バッテリの連続使用は15時間。カラーは299.95ドル。

MOMENTUM M2 WIRELESSも折り畳み可能
NFCでペアリングできる
URBANITE XL WIRELESS

デジタルワイヤレスヘッドフォン、スポーツ用イヤフォンも

 テレビ番組や映画鑑賞向けの据え置き型デジタルワイヤレスヘッドフォンの「RSシリーズ」にも新モデルを投入。最上位の密閉型「RS 195」を筆頭に、開放型「RS 185」、密閉型「RS 175」、開放型「RS 165」の4モデルを用意する。価格は、順に499.95ドル、399.95ドル、279.95ドル、219.95ドル。

右から、RS 195、RS 185、RS 175、RS 165

 いずれも2.4GHz帯を使用するデジタルワイヤレスヘッドフォン。RS 165はアナログ入力のみで、それ以外の3モデルはデジタル/アナログの両方を入力可能。最上位のRS 195の機能として、音楽用やノイズ低減といったプリセットモードを用意。左右の音量バランス調整も行なえる。RS 195のヘッドフォン部は、再生周波数帯域17Hz~22kHz。重量は340g。

 スポーツ向けモデルもモデルチェンジ。カナル型(カナル型)の「CX 686」は69.95ドル、カナル型よりも耳穴の浅い位置に装着する“Earbud”タイプの「MX 686」は69.95ドル、ネックバンド型の「PMX 686」は109.95ドル、耳掛け型の「OCX 686」は109.95ドル。リモコンマイクを備え、MXとCXはAndroid用のみ、OCXとPMXはiOS/Android用の両方をそれぞれ用意する。

RS 195のヘッドフォン部
左がカナル型のCX 686、右が耳掛け型のOCX 686
左がネックバンド型のPMX 686、右がEarbud型のMX 686

(中林暁)