ニュース
ソニー、55型“プレミアムフルHD”のBRAVIA「W950B」
エッジ型LED部分制御、大容量スピーカー。約21万円
（2015/2/2 14:14）
ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA」の55型フルHDモデル「KDL-55W950B」を2月28日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21万円前後。
“プレミアムフルHD”と位置付けられる新シリーズ「W950B」の55型。パネルはフルHDで、高輝度技術「X-tended Dynamic Range」と、「エッジ型LED部分駆動」を搭載。映像の明るさに応じてLEDバックライトの発光をエリアごとに部分制御し、映像の暗い部分の電流を明るい部分に集中させることで、輝度を向上。効率的に電力を使うことで、高いピーク輝度と黒の再現性を両立して光の表現力を高めている。
また、データベース型複数枚超解像技術を用いた超解像映像エンジン「X-Reality PRO」と、広色域技術「トリルミナスディスプレイ」も搭載している。120Hzの倍速駆動に対応し、動画応答性能を改善する「モーションフローXR240」を搭載する。パッシブ方式の別売3Dメガネ「TDG-500P」(直販933円)を利用して3D立体視も可能。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルを2系統備え、別売のUSB HDDへの録画に対応。Ethernetと無線LANを搭載し、Wi-Fiダイレクトモードや、DLNA/DTCP-IPクライアント「ソニールームリンク」に対応する。
'14年の4K BRAVIAで採用された“くさび形”の本体構造により低重心化。奥行きの短いスタンドで設置の自由度を高めている。くさび形の筐体内に、大容量「ロングダクトスピーカー」を備え、豊かな中低音と聞きとりやすい音声を実現するという。高音質化機能の「ClearAudio+」も搭載する。スピーカーユニットはウーファー2基とツイーター2基で、最大出力は10W×2ch。別売のワイヤレスサブウーファ「SWF-BR100」も接続できる。
電源オフの状態から1秒前後で起動する「高速起動」や、放送番組/ネット動画/録画番組などの映像ソースから見たいコンテンツを簡単に探せる「番組チェック」機能を搭載。通常の赤外線リモコンに加え、スマートフォンのような直感的な操作が行なえるという無線方式の「タッチパッドリモコン」も付属する。
スマートフォン連携にも対応。NFC搭載Xperiaの画面をBRAVIAに出力できる「ワンタッチミラーリング」に対応する。TV SideViewによるスマホ/タブレットからの操作にも対応する。ネットワークサービスの「Sony Entertainment Network(SEN)」に対応。タブレット向けアプリのTV SideViewによる番組検索などにも対応する。放送通信連携サービス「ハイブリッドキャスト(Hybridcast)」も利用可能。
HDMI入力は4系統装備し、うち1系統はMHLにも対応。HDMI以外の入出力端子はD5入力×1、コンポジット入力×1、ヘッドフォン出力×1、光デジタル音声出力×1、USB×3。消費電力は139W(待機時0.12W)、年間消費電力量は116kWh/年(スタンダード)。スタンドを含む外形寸法と重量は123.9×25.1×79.1cm(幅×奥行き×高さ)、20.2kg。スタンド幅は123.9cm(スタンド内側取付時)。