ニュース

パナソニック、4Kアプコン/DSD対応で約1.5万円のBDプレーヤー。最小の入門機も

 パナソニックは、4Kアップコンバート出力やDLNAに対応したBlu-ray Discプレーヤー「DMP-BDT170」を5月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。

DMP-BDT170とDMP-BD85

 また、エントリーモデルの「DMP-BD85」も22日より発売する。店頭予想価格は11,000円前後。

4Kアプコン/Netflix/DLNA対応の「DMP-BDT170」

 BD/DVDビデオや音楽CD再生に加え、DLNAにも対応しネットワークオーディオプレーヤーとしても利用可能なBDプレーヤー。インターネット接続機能を備えており、DIGAなどに録画したデジタル放送番組のストリーミング再生のほか、YouTubeや今秋スタート予定の映像配信サービス「Netflix」に対応する。

DMP-BDT170
リモコンにもNetflixボタン

 Blu-ray 3Dの再生も可能。USB端子やEthernet経由での音楽再生が可能で、新たにDSD(5.6MHz/2.8MHz)やApple Losslees(ALAC)のハイレゾ再生に対応。FLACやWAV、MP3、WMA、AACなども再生できる。ビデオは、MP4やMKV、MPEG-2などが再生でき、3D写真のMPOファイルにも対応した。

 起動やトレイオープンが1秒以下で快適に動作する「高速起動・高速トレイオープン」に対応。出力端子はHDMI×1で、4Kアップコンバート出力(4K/24p)出力に対応。Ethernetも装備する。消費電力は10Wで、待機時0.5W(クイックスタート[切])/5W(同[入])。外形寸法は245×175×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.8kg。

DMP-BD85

 外形寸法245×175×38.5mm(幅×奥行き×高さ)と、従来モデルBD81(312×180×43mm)より大幅に小型化したパナソニックBDプレーヤーのエントリーモデル。重量は約0.8kgで、「業界最小・最軽量」としている。

DMP-BD85
DMP-BDT170とDMP-BD85

 BDT170との違いは、外形寸法のほか、Blu-ray 3DやDLNA/ネットワークオーディオ非対応となることなど。YouTubeやNetflixの再生機能も省略されている。

 BD/DVDビデオや音楽CDのほか、192kHz/24bitのハイレゾFLAC/WAVファイルの再生に対応。DVD/CDやUSBメモリに記録した音楽ファイルが再生可能で、FLAC/WAVのほか、MP3/WMA/AACもサポートする。動画はMKV/MP4/MPEG-2に対応、静止画はJPEG。

 高速起動/高速トレイオープンに対応。出力端子はHDMI×1で、1080/60pと1080/24p出力が可能。消費電力は6Wで、待機時0.5W(クイックスタート[切])/3.5W(同[入])。

(臼田勤哉)