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パナソニック、1.5万円のDSD、Hulu対応BDプレーヤー

4K写真再生も可能。世界最小・最軽量の入門機も

 パナソニックは、USB/ネットワーク経由のDSD再生やUSBメモリ内の4K写真出力に対応したBlu-ray Discプレーヤー「DMP-BDT180」を5月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格1万5,000円前後。

DMP-BDT180

 また、小型筐体のエントリーモデル「DMP-BD88」も20日より発売する。店頭予想価格は11,000円前後

Hulu/NetflixやDSD再生対応の「DMP-BDT180」

 BD/DVDビデオや音楽CD再生、DLNA対応のBDプレーヤー。DIGAなどに録画したデジタル放送番組のストリーミング再生のほか、YouTubeやNetflix、Huluなどの映像配信サービスに対応する。

DMP-BDT180
リモコン。Netflixボタンを装備

 USB端子やEthernet経由での音楽再生が可能で、DSD(5.6MHz/2.8MHz)やFLAC、WAV、Apple Losslees(ALAC)のハイレゾ再生に対応。MP3、WMA、AACなども再生できる。ビデオは、MP4やMKV、MPEG-2などが再生でき、新たにUSB記録した4K写真の再生も可能となった。

 Blu-ray 3Dも再生できる。起動やトレイオープンが1秒以下の「高速起動・高速トレイオープン」に対応。出力端子はHDMI×1で、4Kアップコンバート出力(4K/24p)出力に対応。EthernetとUSB端子を装備する。

 消費電力は10Wで、待機時0.5W(クイックスタート[切])/5W(同[入])。外形寸法は312×180×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.0kg。

背面

DSD対応のエントリー機「DMP-BD88」

 外形寸法245×175×38.5mm(幅×奥行き×高さ)と、小型のパナソニックBDプレーヤーエントリーモデル。重量は約0.8kgで、「業界最小・最軽量」としている。

DMP-BD88
リモコン

 BDT180との違いは、外形寸法のほか、Blu-ray 3DやDLNA/ネットワークオーディオ機能が省かれていること。また、YouTubeやNetflixの再生機能も省略されている。

 BD/DVDビデオや音楽CDのほか、CD-RやUSBメモリに記録したハイレゾ楽曲再生にも対応。従来モデルのBD85でも192kHz/24bitのハイレゾFLAC/WAVの再生が可能だったが、新たに5.6MHzまでDSDもサポートした。MP3/WMA/AACも再生可能で、動画はMKV/MP4/MPEG-2に対応、静止画はJPEG。

 高速起動/高速トレイオープンに対応。出力端子はHDMI×1。消費電力は6Wで、待機時0.5W(クイックスタート[切])/3.5W(同[入])。

背面

(臼田勤哉)